ユメノヒ 横浜・川崎・東京で自然素材リノベーション・リフォーム・注文住宅を行う夢工房スタッフが綴る家と暮らしのWEBマガジン

横浜・川崎・東京の自然素材リノベーション・リフォーム・注文住宅
夢工房スタッフが綴る家と暮らしのWEBマガジン

F様邸造作家具のご紹介・戸建てリノベーション現場レポ

施工現場レポ「F様邸造作家具のご紹介・戸建てリノベーション現場レポ」

こんにちは。
リノベーションプランナーの中田です。

本日は、ラワンの造作家具のご紹介をしたいと思います。
お付き合いの程、どうぞよろしくお願いします。

ラワンの造作キッチン

F様邸造作家具のご紹介・横浜市戸建てリノベーション現場レポ 写真1

F様と初めてお会いしたのは、2021年の10月頃でした。
「こういう、本当にシンプルなのが良いんです!」と、見せてくださった写真は、赤茶色の「ラワン」という木材でした。

イメージは、
・シンプル
・木の暖かみのある感じ
・ステンレスの天板

というところから、まずはキッチンの大まかなイメージを決めてお見積をしました。
それをもとに、お打合せを数回重ねます。

・キッチンの高さは奥様の身長に合わせて、高さ90㎝に
・洗った後の食器を置く水切りカゴの大きさに合わせて、シンク横の幅を確保
・キッチンの真ん中の棚はお鍋など、収納するものに合わせて変えられるように、可動式に
・シンクの下にはゴミ箱を置けるように、排水管をなるべく奥側に設置
・真ん中の棚には収納を隠せるように扉を付けて、手掛けの穴を開口
・作業スペースで使えるコンセントを設置(家具用コンセントでスッキリさせました!)
・お玉などをかけられるよう、レンジフード下にハンガーバーを設置

等々、こだわりポイント満載です。
造作ですので、シンクの幅も、作業スペースの幅も、キッチン自体の高さも全て自由です!

F様邸造作家具のご紹介・横浜市戸建てリノベーション現場レポ 写真2

普段の暮らしやこだわりに合わせて、使いやすく、気に入ってお使いいただけるよう、たくさんお打合せを重ねて、世界にひとつだけのオリジナル家具を作りました。

造作カップボード

F様邸造作家具のご紹介・横浜市戸建てリノベーション現場レポ 写真3

キッチンの後ろ側には、カップボードを造作しました。
カップボードには、食器やカトラリーを入れる計画です。

F様邸造作家具のご紹介・横浜市戸建てリノベーション現場レポ 写真4

・サイズは元々あった壁に合わせて検討
・天板下のオープンスペースはカトラリーを入れる場所(高さ10センチ程度を確保しています)
・扉の内側も一番下のスペースにはかごを入れるとのことで、かごに合わせてサイズを確保
・カップボード上には飾り棚を設置
・扉は手掛けの穴が目立たないよう、扉自体の上の部分を斜めに加工して手掛けに

キッチンと揃えて、同じ材料で造作しました。

造作洗面台

F様邸造作家具のご紹介・横浜市戸建てリノベーション現場レポ 写真5

洗面台も、キッチン・カップボードと同じ材料で造作しました。

F様邸造作家具のご紹介・横浜市戸建てリノベーション現場レポ 写真6

・洗面器は汚れものなどの洗い物がしやすいよう、深いものを選定
・傷がつきにくく汚れにも強い陶器の洗面台を選定
・水撥ねによる汚れを防止するタイルを2面に施工(このタイルがまたかわいいです!)
・洗面台下にも収納用の棚を1段設置
・ミラーはF様のご支給品ですが、ラワンと色があっていてとても素敵です!

既存の洗面台と位置も大きさもほぼ変わらないのですが、コンセントの位置や照明の位置は、使いやすいように増設・移設しました。

最後のお引渡しの日に伺ったのですが「夢工房さんだったら、自分たちのイメージで作ってくれそう」と思って、お問合せしてくださったそうです。
「イメージ通りのものが出来て本当にお願いしてよかった」と何度もおっしゃってくださり、とてもうれしかったです!

造作で家具を作りたい、いくらくらいするんだろう、そもそも作れるものなんだろうか…?そういったお悩みがございましたら、ぜひぜひご相談くださいませ!

【関連記事】
リノベーションでつくる造作家具(オーダー家具)の設置風景
空間づくりの決め手!建具のセレクト方法~造作・セミオーダー・既製品の違いまとめ~

【 記事のキーワード 】
ユメノヒ編集部・WRITER

設計デザイナー

中田 NAKADA

スキー・スノーボード

他の記事も見てみる