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築浅でもリノベーションしたい!ワンストップリノベでより賢くこだわりの住まいに

リノベーションコラム「築浅でもリノベーションしたい!ワンストップリノベでより賢くこだわりの住まいに」

こんにちは。リノベーションアドバイザーの中田です。

今回はリノベーションの中でも、最近注目され始めている「築浅物件購入」と「ワンストップリノベーション」について、魅力をご紹介したいと思います。

ワンストップリノベーションとは

築浅でもリノベーションしたい!ワンストップリノベで賢くこだわりの住まいに 写真1

最近では、中古住宅を購入してリノベーションをする方が増えています。
実際に、夢工房のお客様でも、中古を購入するのだけれどリノベーションを検討しています、とご相談をいただくことが多々あります。

これから物件を探すところですか…?
それならば!!是非夢工房にお家探しからお手伝いをさせていただきたいのです!!!

夢工房では、中古の物件を一緒に探して購入、そしてリノベーションする、という一連の流れをすべてお手伝いさせていただく「ワンストップリノベーション」というサービスを展開しています。

実際に購入する前からお家のことがわかるので、どこをリノベーションする必要があるか、この物件でリノベーションする場合にはどれくらいのコストがかかりそうか、そういったことを検討しながら物件探しができるのが魅力なんです!

築浅物件のリノベーションについて

築浅でもリノベーションしたい!ワンストップリノベで賢くこだわりの住まいに 写真2

今回は、実際に不動産紹介、物件購入からのワンストップリノベーションで、私がお住まいづくりのお手伝いをさせていただいたF様邸のリノベーションを例に、築浅物件のリノベーションについてご紹介したいと思います。

既存を活かすってどういうこと?

F様は、築浅の中古戸建ての物件を選び、お2人のお好みの形にお住まいをリノベーションされました。
今回の物件を見つけるまでに、何軒も何軒も物件を見て回りました。

やっと見つけた物件は、立地もよく築浅(築年数4年!)。
だけれどなにか違う…。
ということで、F様理想のお住まいにリノベーションをしました!

築浅なので、配管や外観に手を入れる必要がなく、水回りの設備もキッチンと洗面台のみを交換して、浴室と1・2階のトイレは既存のまま。
2階の建具も既存流用可能なところはそのまま活かしました。

築浅リノベーションのメリット

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配管の更新や、断熱、耐震について、あまり心配せずにリノベーションが出来ることが魅力です。
今回は床を上張りしましたが、配管の更新をするためには床を剥がす必要が出てきたり、断熱や耐震について強化する必要のある物件は、壁や床、天井も剥がす必要があります。
場合によっては外壁もいじることになり、予想以上にコストがかかることも…

床の上張り

既存のフローリングの上から新しいフローリングを張ることです。
階段も上張りして、段差を同じ高さにすることでつまずかないようにしました。

脱着。再利用するものを傷つけないように一旦外して作業

今回トイレや建具は既存を再利用。
床を張ったり壁を貼ったり、作業をする関係で、既存のアイテムを傷つけないように、また作業がしやすいように、一旦外して、周りが仕上がったらまた付けて…というように、脱着が発生します。
カーテンレールも脱着、照明器具も使えるものは脱着して再利用しました。

築古の物件だと配管の更新が必要なことも

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戸建てに限らず、マンションでも築年数が経っている物件は、給水管や排水管に「鉄管」を使用していることがあります。
鉄管は錆びや腐食を起こしてしまい、体にとって良くなかったり、最悪の場合破損して漏水を起こす可能性もあります。
新しいものは、「ポリブデン管」と呼ばれるもので、鉄管と違い腐食に強く近年ではこちらが一般的に使用されています。

中古物件を購入する際に注意すること。リノベーションでできること

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図面が残っているか?

きちんとした図面が残っていると、構造がどうなっているのかわかるので、工事内容やコストの計算がしやすくなります(たまに図面と異なっている建物もあるので注意が必要です)。
「リノベーションはどうしても、開けてみないとわからない」ことが多くなってしまいますが、図面がしっかり残っていれば、こういう可能性がある、と想定することができるので、「開けてみたらこうだった、想定外の費用が発生してしまった」というようなことを少なくすることができます。

築年数はどうか?

これは皆さん気にされるポイントだと思います。
築年数が古いと一般的に気になることは、例えば下記のようなことでしょうか。


 ・構造を強くする必要がある→壁や天井、床を壊して筋交いや柱、あるいは梁をいれて対処
 ・断熱が心配だ→壁や天井、床を壊して断熱材を入れなおす、インナーサッシを入れる、サッシ交換、ガラス交換などで対処
 ・水回り設備が古い→交換する

築古の物件だと特に、上記のようなことが懸念事項であり、それを改修することに結構コストがかかるのが事実です。
「あまり、リノベーションにお金をかけたくない」「設備などもできれば既存を使いたい…」という方には築浅の物件をお勧めします。
築浅物件はその分不動産購入費が割高になるので、お客様それぞれの優先順位で判断いただければと思います!

実例で比較!築浅リノベーションビフォーアフター

■ 書斎・ワークスペースのBefore…

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■ 書斎・ワークスペースのAfter!

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2階の書斎・ワークスペースには、たっぷり入る本棚を壁一面に造作しました。
壁のアクセントカラーと好きな本に囲まれて、素敵な時間を過ごせそうですね。
リモートワークなど、ご自宅での仕事場としても十分お使いいただけます。

ちなみに、1階はブラックウォールナットの床、2階はオークの床に、落ち着いたテイストがお好みのご夫婦。

■ 玄関のBefore…

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■ 玄関のAfter!

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玄関のタイルも、ブラックウォールナットと相性抜群ですね!
シューズボックスをオープン棚にすることで圧迫感がなくなり、玄関そのものも広くなっていつでもスッキリ気分よく使えそうです。
理想の形に仕上がったでしょうか?

■ キッチンのBefore…

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■ キッチンのAfter!

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こちらのキッチンもアクセントカラーの壁とオープン棚の組み合わせへ。
整理してしまいたいものは下のカップボードへ、上のオープン棚はキッチン雑貨や観葉植物など並べたりいろいろな使い方ができます。

検査の度に、わぁ〜と、喜んでくださるので、私たちもとても楽しみでした!
完成してお引渡しのときは、なんか早かったなー、少し寂しいな…という気持ちになりました…。
素敵なお住まいづくりのお手伝いをさせてくださり、ありがとうございました!

最後に。これからより気持ちよく暮らしていくための家づくり

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築浅物件をリノベーションするメリットは何でしょうか?
一人ひとり、お住まいに対する思いは異なります。
ただ、暮らしていける場所があればいい人、資産として購入する人、とてつもなくこだわりを持って生活する場所。いろいろです。

リノベーションしなくても、生活する分には申し分のない築浅の物件、だけどもこれから気持ちよく暮らしていくための、理想のお住まいを作らせていただきました。

「物件探しからリノベーションをしたいけど、何から始めていいんだろう」「情報がありすぎてわからなくなってきた…」とお悩みでしたら、是非夢工房にお問い合わせください!

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ユメノヒ編集部・WRITER

設計デザイナー

中田 NAKADA

スキー・スノーボード

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