こんにちは。施工管理の橋爪です。
あっという間に一年の半分が終わってしまいそうです!
段々と気温が上がってきておりますので、皆さま熱中症などには十分お気を付けくださいませ。
さて本日は私が前回の工事編に続き、神奈川県K様邸のマンションリフォーム・リノベーションをご紹介いたします!
以前ご紹介したこだわりの内容を一気にご紹介してまいります。
目次
お部屋の雰囲気とヘリンボーンの相性ばっちり!
工事編でもフローリングのお写真をお見せしましたが、内装も完成したお写真がこちらです!
どうですか?ちらっと写っているフロアタイルや造作家具、クロスとの相性バツグンだと思いませんか??
見る角度や光の当たり方によって木の雰囲気が変わるのも、ヘリンボーン床の魅力ですね。
ここから経年変化により味が出てくるのもまた楽しみです♪
収納たっぷりの小上がりと室内窓のリラックス空間
リビングダイニングの一角には収納たっぷりの小上がりを作りました。
小上がりの表面材にはポリ板を使用し、クロスの雰囲気に合わせるように白で仕上げました。
掃き出し窓のすぐ横に作ることにより、窓を開けて小上がりに座ればマンションでも縁側のような雰囲気を楽しめます!
小上がりといえば畳のイメージですが、今回はお客様のご希望でタイルカーペットを敷けるように設計いたしました。
やわらかい雰囲気でタイルカーペットも良いですね。
タイルカーペットの下にはたっぷり収納ができます。
奥側の大きな収納には、収納一つに対して木が横に一本ついていますが、こちらは何のためのものか分かりますか?
通常時はタイルカーペットの下に厚み2㎝程の木の板で蓋をしていますが、人が乗るときの耐久性を考えて、支えとなる木材を取り付けております。
奥側の収納は、タイルカーペットを剥がして、木の板を外して…というように、物を出し入れするには少し手間がかかってしまいます。
しかし、リビング側を引き出し収納にし、よく出し入れするものをこちらに収納すれば解決です。
(ちなみに、奥のフローリング部分も収納になっているのですよ…)
お子様が成長したときのためにドアと照明スイッチ「2つずつ」
将来お子様二人が成長したときにお部屋を分けられるように…
今のうちからドア2つ!照明スイッチも2つ!
今は2つの照明をつける機会が多いかと思いますが、同じ場所にあれば手間がかかることもございません。
ドアと正反対の場所には、将来壁を立てるときのベースとなる小さな壁を立てております。
スイッチとスイッチの間からこの小さな壁に向かって壁を立てれば計画通り!
せっかくのリフォームの機会に将来を見据えた設計をするのも、大事なポイントです。
その他にも造作デスクカウンターや洗面台など。家具担当が在籍する夢工房だからできる!こだわりの造作家具
以前の記事「リノベーションでつくる造作家具(オーダー家具)の設置風景」でもご紹介させていただきましたが、
弊社にはベテランの家具担当社員が在籍しております。
K様邸では4つの造作家具を設置いたしましたのでご紹介いたします。
工事編でこちらの室内窓をご紹介しましたが、こちらも造作家具の一つです!
前回の室内窓工事中のお写真を見ていただくと分かるように、室内窓はしっかりと木の下地に囲われて取り付けられていました。
「もしガラスが割れたらどうするの?また壁を壊して付け直し…?」みなさんご心配ですよね。でも大丈夫!
格子部分はガラスを挟む形で取り付けられております。
そのため、もしガラスを交換することになったとしても、格子の木を外すだけで交換が可能なのです!
万が一のことも考えて設計されていますよね。
こちらはキッチンに設置した作業台。
リビングダイニング側からは収納内部が見えないようになっていますが、キッチン側はご覧の通りオープン収納となっております。
お友達が遊びに来ても、キッチン側なので見えませんし、キッチンに立つ方の物の出し入れが楽になりますね!
3つ目はデスクカウンター。
約3mの大きな天板に4つの引き出し収納を取り付けました。
お子様のお勉強机にもなりますし、在宅ワークでも広々と資料を広げて作業ができます。
最後は大きな洗面ボウルを使用したベッセル型洗面。
濃いブラウンに真鍮のアクセサリーで統一。
帰宅後すぐに手を洗えるように廊下に設置しておりますが、白を基調とした廊下に良いアクセントになっています。
ドライヤーなどの家電を使う場所なのにコンセントがないように思えますが、
洗面の下の棚のところに一つ、鏡横の収納にも一つついているのです!
コンセントが見えないだけでもかなりすっきりとした印象になりますね。
リビングダイニングに躯体あらわしの梁
工事編にもご紹介させていただきました梁の完成した姿です!
表面の凹凸を削りモルタル仕上げにしたことで、そのままの姿より柔らかい雰囲気にしました。
今回はモルタルをあえてきれいに塗らずに、コテの跡などをあえて残すことにより、少しインダストリアルなテイストを残しつつ他の内装にマッチするようにしております。
まとめ。
K様邸のこだわりの詰まったリノベーション、皆様にお見せしたいポイントだらけで少し長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
今までいくつもの施工事例をお見せしておりますが、まさに十人十色。
さらにオーダー家具も加わることにより、全く同じ家具もなくなり、お客様の自慢かつ満足のいくお家づくりが可能となります。
そんな住まいづくりを今後もしていきたいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
また他の記事でお会いしましょう~♪
橋爪
【関連記事】
ヘリンボーン床×小上がり×室内窓!こだわりリノベができるまで①*工事編
マンションリノベーションにおススメ!「室内窓」で明るく・広く・おしゃれに!