こんにちは。施工管理の橋爪です。
すっかり春ですね。私の部屋には昨年誕生日に先輩に頂いた、「旭山桜」という樹形が大きくならない桜があります。
昨年の春は桜が満開でお部屋の中でお花見を楽しめました!
…が、気温が上がってきた頃ベランダに置いていたら桜が直射日光にやられてしまいました…(T_T)
二度目の春が来ておりますが、芽を出す気配がなく、、、めげずに愛情を注ぎ続けます!
さて今回は私が現場担当させていただいております、神奈川県K様邸のマンションリフォーム・リノベーションをご紹介いたします!
こだわりのフローリング、お部屋を広々と感じさせる室内窓、お客様の願いが詰まった造作家具…etc.
こだわりポイントたくさんのお家で、監督している私も完成が楽しみな内容となっております!!
目次
【リノベーションDATA】
建物:神奈川県市内 マンション / 平米:78.00㎡ / 間取り:2LDK+ウォークインクローゼット / 家族構成:ご夫婦+お子様2人
解体が終わったら壁も床も下地つくりから
今回は、フローリングに対して、全部置床工法で床下地を作りました。
置床工法はボルトの高さを調整しながら施工していくので、スラブ床がまっすぐでなくても場所によって高さを変えていけば平らにすることが可能です。
写真の右に緑の光が当たっています。これは水平や垂直を出すためのレーザーという大工さんの道具です。
これを使用しながら、床が平らになるように少しずつ調節しながら床下地を作っているのです!
こちらは室内窓の施工中のお写真です。
木造の壁や天井は基本的に1尺(303mm)ピッチで下地を組んでいきます。
右の方の下地に比べて、真ん中あたりの下地の間隔が狭いのがお分かりになりますでしょうか?
室内窓には重いガラスが入っておりますので、少し頑丈にするために1尺以下の間隔にしているのです。
将来を見据えたおうちづくり
二人の小さいお子様がいらっしゃるK様。
お子様が小さいうちは大きな一部屋で、大きくなったときに二部屋に分けられるようにしたい…
ご心配なさらずに!将来のことを考えた設計をしております!
まず、扉は今のうちに二つつけます。今二つあってもデメリットはないですからね!
将来二部屋にするためには下地作りがポイントです。
壁が立つであろう位置に、後から下地を留められるように天井と壁に補強をしておきます。
また、扉と反対側には小さな壁を作っておき、その壁を直線で伸ばして壁を立てれば、補強をした位置に沿って壁を立てられるということです!
こだわりのフローリング。ヘリンボーン床の魅力
一番広いリビング・ダイニングはオークのヘリンボーン張りです。
プライベートゾーンの居室は通常の張り方にし、二つの雰囲気を楽しめるようにしております!
かなり雰囲気が変わりますね!
フローリングは同じ樹種でも木の位置などによってかなり色合いや柄が違ってきます。
そういったフローリングを施工する際、職人さんは風合いが違うものが混ざらないように選定しながら施工していきます。
写真左側にあるフローリングたちが風合いの違うはじいたものです。こういったものは目立たない場所に張るようにいたします。
the自然素材という雰囲気を感じられるように、特に選定しないで張ってほしいというご要望があればもちろん行います!
リビング・ダイニングに躯体あらわしの梁
リビング・ダイニングにある大きな梁。
元々は石膏ボードで巻かれて太かった梁を、躯体あらわしにすることによって空間を広々とさせ、ご主人のお好きな雰囲気がプラスされました。
K様邸の天井と壁の仕上がりは、温かみのある色の不織布クロスを使用しますため、バランスを考えてここから梁をモルタル仕上げにして今より柔らかい雰囲気の梁にしていきます。
K様邸のこだわりポイントはまるっと完成編にて!
K様邸リノベーションのこだわりポイントはまだまだあるのです…!
4つの造作家具、キッチンのタイルや脱衣所のコルクタイル、縁側風の小上がりスペース…
私も全てが揃うまでが楽しみでうずうずしながら現場監督をしております。笑
もちろんお客様のため、記事を読んで下さった方々のためにも素敵なK様邸をお届けできるように監督していきます!
お客様のこだわりや願いが詰まったお住まいの全貌は完成編までお楽しみに!
橋爪