こんにちは。お久しぶりです! 施工管理の早坂です。
今回は夢工房の専属大工さんのおひとり、高木大工についてご紹介してきたいと思います。
現在、夢工房では約70の協力業者さんと一緒に様々な工事を行っております。
数ある職種の中でも工事の要となるのが「大工さん」です。
リノベーションでの大工さんのお仕事は、床・壁・天井等の下地作りから始まり、フローリングを張ったり、カウンターや建具を入れたりと目に見えない部分から仕上がりの部分まで多岐にわたります。
工事の仕上がりは、その大工さんの腕にかかっているといっても過言ではないほど重要な役割の一つです。
目次
本日の主役は“癒し系”大工さん
多くの人が「大工さん」に抱くイメージは、体が大きく力持ちでお酒に強いまさに「漢」という感じではないでしょうか。
しかしながら夢工房の専属大工の高木さんはそのイメージとは真逆の「癒し系大工さん」なんです。
写真からもわかる通り、おっとりした方で喋り方もとてもやさしく、実は下戸。
趣味はなんとボトルシップ作りとかなりインドアな趣味をお持ちなんです。
今回はそんな高木さんにインタビューさせていただき、お仕事について聞いてきましたのでご紹介させていただきます。
「どの季節でも無垢フローリングが美しい状態を保つように」
インタビューをさせてもらった日は、私が現場監督を担当させていただいている横浜市内のマンションリノベーション現場の木工事中でした。(作業中にお時間を取らせてしまいスミマセン。。。)
その日は、木下地と同時進行でフローリング張りの工事を行っている最中でした。
夢工房では無垢材のフローリングをお客様にお勧めしており、多くの方が採用してくださっています。
今回の現場もオークの無垢フローリングを施工させていただいておりました。
無垢材のフローリングはシートや合板のフローリングと違って、温度や湿度の影響を受けやすくその季節によって微妙に1枚1枚のサイズも変わってきます。
そのため、大工さんは「スペーサー」と呼ばれるあえて隙間を作る部材を使い、どの季節でもフローリングが美しい状態を保つように施工してくれています。
どのように床材を張れば美しくなるか、隙間が空きすぎないように調整する姿はまさに職人といった手さばきでした。
「住む人のことを考えて施工すること」
高木さんに特に大事にしていることを伺ったところ、
「住む人のことを考えて施工すること」を一番大事にしていると答えてくれました。
「自分たちが行う何週間何か月かの工事で、その後の何年何十年というお客様の生活が決まってしまうという責任を常に持って施工しています」
高木さんは、自分が言われているのはここまでの作業だからというのではなく、常にどのようにしたらもっと使いやすくきれいに仕上げることができるか考えてくださっています。
時々「あーでもないこーでもない」と納まりを話し合ううちに何十分も経ってしまっていたということもありますが、そのくらい真摯に現場に向き合ってくれる大工さんです。
施工管理の立場からしても一緒にお仕事をさせてもらっていて本当に心強い味方です。
まとめ
今回、「夢工房の専属大工 高木さん」について紹介させていただきました。
お客様ご自身は職人さんと直接お会いして話すという機会はあまりないかと思います。
しかしながらお家づくりは、本当に多くの人の思いや作業が重なり合ってできています。
ぜひ現場にいらした際は、職人さんにも一言声をかけてくださると嬉しいです。
夢工房には他にも、個性的で魅力的な職人さんがたくさんいらっしゃいます。
今後は、少しでも多くの職人さんたちをご紹介していければと思います
最後までお読みいただきありがとうございました!