ユメノヒ 横浜・川崎・東京で自然素材リノベーション・リフォーム・注文住宅を行う夢工房スタッフが綴る家と暮らしのWEBマガジン

横浜・川崎・東京の自然素材リノベーション・リフォーム・注文住宅
夢工房スタッフが綴る家と暮らしのWEBマガジン

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ

スタッフよもやま日記「自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ」

空が広いですね…!この写真は春に撮影しました。

皆さまこんにちは!不動産担当の和泉です。暑い日も増えてきて、夏日になる日もちらほら出てきましたね。マスク生活も続いておりますので、こまめな水分補給を忘れずに熱中症にはお気をつけてお過ごしくださいませ。

さて、今回は魅力あふれる長野県のおすすめスポットについてご紹介いたします。実はわたくし、2年ほど長野県で暮らしていたことがございまして、ご紹介したいところがたくさんあります!建築とは関係がない内容ですが…息抜きにご覧になってみてください!

温泉大国!やっぱり温泉はいいなあ!

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真1

温泉とは関係ないですが、山に囲まれた長野のらしい写真でお気に入りの一枚

日本温泉協会が公表している温泉地数で長野県は全国第2位※①!とにかく県内には様々な泉質の温泉がたくさんあります。ここでは温泉大好きな私がおすすめしたい温泉をご紹介いたします。全て日帰りOKです◎ 

ノスタルジックな温泉街!「湯田中渋温泉郷 よろづや」

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真2

日帰り温泉は利用可能時間が決まっているので要注意。宿泊も可能です。

長野県下高井郡山ノ内町にある湯田中渋温泉郷は、開湯1350年を超える古くから受け繋がれている古き良き温泉街です。源泉は1か所ではなく、地区ごとに泉質の違う温泉が楽しめます。よく「湯田中温泉」「渋温泉」と分かれた名前を耳にすることもあるかと思いますが、湯田中も渋温泉も同じ湯田中渋温泉郷のなかにあります。

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真3

このエリアでの私のおすすめは「湯田中温泉 よろづや」の本館にある登録有形文化財にも指定された「桃山風呂」です※②。桃山風呂は純木造伽藍建築という造りでなんともノスタルジック…。長野では天然温泉に500~800円前後で入れることが多いですが、こちらは少しお高めの1,300円。でも、その分満足度も高いです◎「温泉に入ってすぐ帰る」というよりも、ロビーや脱衣所もとても見応えのある空間なので、建築を楽しみながらゆっくり過ごすことをおすすめします。

【豆知識 登録有形文化財とは?】

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真4

写真引用:湯田中温泉 よろづや HP https://yudanaka-yoroduya.com

登録有形文化財とは、築50年を経過した歴史建造物かつ、「国土の歴史的景観に寄与している」「造形の規範となっている」「再現することが容易ではない」に当てはまる建造物で、所有者の要望により推薦、専門家の調査・選定後に台帳に登録された文化財のこと、だそうです※③。桃山風呂は桃山調の書院造りと鎌倉形式の桝組を交えた純木造伽藍建築が認められて、平成15年に登録されています※④

田りた麺之助のうどんがおいしい!

田りた麺之助さんは信州中野ICを降りてすぐにあるうどん屋さんです。麺がもちもちでコシがあって本当においしいのです…!下道で湯田中渋温泉郷まで行けるのでぜひ立ち寄ってみてくださいね◎ 

朝がおすすめ!「大室温泉 まきばの湯」

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真5

写真引用:大室温泉 まきばの湯 HP https://makibanoyu.com

長野県長野市松代町大室にある「まきばの湯」は100%源泉かけ流しの湯です※⑤。長野インターからは車で11分ほど。長野駅から下道でも20分ほどで着きます。(長野市内は一車線の道も多く、時間帯によっては渋滞に巻き込まれるのでもうちょっとかかる印象…)ここは何といっても景色がよく、時間があれば朝から浸かりに行くのがおすすめ。すっきりとした気持ちで1日を始められます。わたしはよくお休みの日の朝に行っていましたが、近所の方の憩いの場にもなっているようでした。ほのぼのしますよ!料金も550円なのでお手頃です!サウナに入ったことはなかったのですが、ととのいスポット的なところはあったのできっと、ととのえるはず…!

野菜も売っています!

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真6

写真引用:大室温泉 まきばの湯 HP https://makibanoyu.com

地元の農家さんの野菜やくだものなど農産物が販売されています。価格はどれもお手頃。山芋が特大サイズで売っているのをよく見かけました。

湯の花がすごい!「上山田温泉 瑞祥」

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真7

写真引用:湯の華銭湯 瑞祥 HP https://zuisho.com

長野県千曲市上山田にある湯の華銭湯「瑞祥」※⑥は、わたしが長野在住時に1番感動した温泉です!皆さまは「湯の花」というものをご存じでしょうか?「湯の花」とは、天然温泉にふまれる成分(溶存物質)が沈殿・固形化したもので、温泉成分のかたまりのこと。天然温泉などに行くと白いカスのような塊を目にするかと思いますが、この瑞祥の温泉にはびっくりするほど湯の花が含まれていて、「湯の花?かな?」というレベルではなく、「なんだ!!これ!!」と驚くと思います。しかも、効能も素晴らしいです。温泉にゆっくり浸かっているとだんだんとツルツルしてくるのが分かるほど。価格はこのクオリティで驚きの700円。ぜひ1度浸かってみて頂きたい…!

土手道にはお気をつけて!

瑞祥⇔長野市方面に車で向かうとき、ナビだと土手道を通るルートを提示されることがありますが、狭くて危ないので、慣れていない方は要注意です。(特に夜や天気が悪い時)大通り沿いを通るルートであることを確認してから走り出すことをおすすめいたします!

おすすめ!鬼無里のカフェ「ソノマノ」

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真8

入口に鹿の角が置いてあったのですが、朝の散歩のときに落ちていたのを拾ってきたとのこと…!

長野県長野市鬼無里にあるおすすめカフェ「ソノマノ」。※⑦名前の由来は「素材そのままのおいしさを大切に」ということで「ソノマノ」という名前にしたと店主の方から伺いました。天然酵母パンもピザもコーヒーもグラノーラも全部が美味しいですが、内装も素敵なのです…!

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真9

鬼無里の方たちは自分の山を持っている方も多いようで、自分たちの山の木で家を作る方も多いそうです。

営業は水曜日と土曜日のみなので注意です。長野駅からの道のりは約40分と長いですが、ほぼ信号がないので自然を感じながらドライブが楽しめます。山に向かって進むので雪が降り始めるころに行くのは難しく、4~11月頃がおすすめ。ちょっと心配になるくらい山のほうに進んで、道間違えたかも…くらいでも我慢して、ここにお店あるの…?という不安な気持ちになったころ、小さな看板が見えてきます。(笑) 

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真10

ストーブはもちろん薪です◎

【豆知識 鬼無里の由来】

 鬼無里(きなさ)という地名、面白い名前ですよね。地名の由来は諸説ありですが、広く知られているのは、「遷都計画を阻むために鬼が築いた一夜山の話」と「鬼女紅葉伝説」だそうです。※⑧

ドライブ注目ポイント!

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真11

写真引用:長野市ホームページ https://www.city.nagano.nagano.jp/site/naganohyakkei/101786.html

ソノマノのもっと山の奥に赤い橋が見えてくるのですが、そこが奥裾花渓谷です。紅葉の時期は本当に素晴らしいですよ…!高いところが苦手な方は運転中震えると思います。(私は毎回とても恐怖を感じます…)もともとは湖?の底だった場所のようで、太古からの地層も見ることができるので、お散歩番組「ブラタモリ」がお好きな方はハマると思います!ぜひゆっくり散策してみてくださいね。

まとめ:書ききれなかった…!長野の魅力…!

自然豊かな暮らし。長野県のおすすめスポットのご紹介/温泉・鬼無里のカフェ 写真12

長野のドライブには所さんの歌がよく合うんですよ!「6月29日のお話」という歌は所さんが軽井沢にお届け物をしにきたときに作った歌です。ぜひ聴いて頂きたい!

今回は大好きな長野の魅力スポットをご紹介しようと記事を書いていたのですが、書きたいことが溢れてしまい…前後編の2回に分けて投稿させていただくことになりました。(温泉の部分が長くなりすぎましたね…!)次回もお楽しみに…。


参考文献 

①一般社団法人日本温泉協会資料

②信州湯田中温泉 よろづや HP

③文化庁 登録有形文化財建造物制度の御案内

④信州湯田中温泉観光協会公式サイト

⑤大室温泉まきばの湯 HP

⑥湯の華銭湯 瑞祥 HP

⑦ソノマノHP

⑧信州 鬼無里 HP

【 記事のキーワード 】

他の記事も見てみる