こんにちは。設計デザイナーの中田です。
私の母は、栃木県の黒磯という町の小さな店舗で、エプロンを中心とした布ものを販売しています。この度、店舗を拡大して製作スペースを設け、リニューアルオープンをすることになりました!
先日、お店作りのお手伝いをしてきましたのでその様子と、黒磯についてをご紹介したいと思います。
※栃木県は夢工房の施工エリアではございませんので、ご注意ください。
目次
栃木県那須黒磯とは
那須サファリパークや那須どうぶつ王国、那須ハイランドパーク、など様々な観光地があり、夏は避暑地としても有名で、「那須」についてはご存知の方が多いかと思います。
そんな那須塩原市に「黒磯」という町があることをご存知でしょうか?
黒磯駅前には2020年に「みるる」という図書館が出来たり、
おしゃれなカフェや雑貨屋さん、ゲストハウスなど様々なお店があります。
観光客も多く、若者や移住者も増えているようです。
気になる方は是非調べてみてくださいね!
DIYで断熱材を詰めたり壁を作ったり
同期達にも協力を仰ぎ、横浜から那須まで車で向かいました。
現場を見たときには、壁が完全に出来上がっていない状態ではあったのですが、私たちでも壁を作るなどのお手伝いが出来るだろう!ということで、そこからお手伝いをしました。
出来上がっていた木軸にベニヤを張り付けたり、断熱材を詰めました。
普段職人さんが作業をしているのを見ると、すいすいと終わっていくようですが、断熱材を1ヶ所に詰めるという作業だけでも、時間がかかるし、うまくはまらない…となり、何度もやり直しをしました。途中で断熱材の材料が足りなくなったので、塗装工事に移ります。
塗装工事
全体的にマットなホワイトを塗装しました。
一部アクセントで色を付ける予定だそうです。
通常は、壁が出来上がってから、石膏ボード(壁の下地)にパテ処理といって、ボードの継ぎ目やビスの跡が見えないように処理をします。ただ、工程の関係と、継ぎ目やボードの穴が見えるような粗いイメージも好みだったことにより、石膏ボードに塗装をしてから貼り付けるという順番にしました。
ベニヤのところは灰汁が出てこないように、シーラー処理をします。シーラーも白いので、あれ、これも塗装したんだっけ?と何度か見間違えてしまいました…
石膏ボード・ベニヤはローラーを使用して大きく塗装をしていきますが、窓など細かいところはハケを使用していきます。
元々木の枠だったところを下処理なしで塗装したところ、うまく色が付けられなかったということがあったので、やはり下処理のシーラーは大切だなと思いました。
あまり広い空間ではないのですが、2日掛かりで、5人で作業をして、何とか終わったという感じです…
皆で一緒に作業をするのは楽しかったですが、途中からみんな真剣にやり始めたのか疲れてきたのか無言になって作業をしていました。
私の夢に、「将来、格安で中古の戸建てを購入してDIYでリノベーションをして暮らす」というものがあります。
そういうことをしている人が世の中にはたくさんいて、動画などを観ていると自分も出来そうと思っていたのですが、今回の塗装だけでも結構疲れました…
体力のあるうちに、夢を実現させなければ!と強く思いました。
そしてその時は、また同期達に手伝っていただくかもしれません!
今回は皆さん本当に助かりました。ありがとうございました~!
最後に
町を活性化させようという取り組みで、新しくお店をオープンする人や移住してきた人などに向けて様々な補助金があるそうです。その補助金を利用して、今回工事をすることになりました。
こういった補助金は、那須だけではなく、日本全国様々な地域であるそうです。新しく事業をする人にとってはすごくありがたい制度ですよね。
また、メインの工事は地元の工務店さんにお願いしました。
補助金にも詳しく、母の要望を丁寧に聞いてくださる方でした。
ちょうど新築を建てている最中でしたので、見学をさせていただきました。
寒冷地なので、断熱がとても重要とおっしゃっており、サッシがトリプルガラスでした。(そこの物件はフィンランドのサッシを内側に使用していました。ものすごくお値段が高いみたいです…)
那須でリノベーションやお店作りをご検討されている方がいらっしゃれば、是非こちらの工務店さんもご紹介させてください~
現在、横浜市でもリノベーションや新築工事に対しての、新しい補助金制度が始まっております。
夢工房でも補助金のお手伝いをさせていただいておりますので、これから工事をする予定の方は、是非お得な補助金の活用をご検討してみてくださいね!