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マンションのフルリノベーションにかかる費用と期間は?広さ別の相場と施工事例も紹介

リノベーションガイド・基礎知識「マンションのフルリノベーションにかかる費用と期間は?広さ別の相場と施工事例も紹介」

「そろそろ住んでいるマンションをリノベーションしてもいいかも…」
「フルリノベーションする場合の費用や期間はどのくらいになる?」

家族構成やライフスタイルの変化によって、今の暮らしによりフィットするお住まいにしたいと考えたことはないでしょうか。

フルリノベーションなら間取りや内装、住宅設備を一新し、これからの暮らしに合った住まいを目指すことができますが、一方で予算や期間、築年数の古さなどで不安を感じる方も少なくありません。

この記事では、マンションのフルリノベーションにかかる費用や工事期間、施工事例、築古マンションで注意したいポイントを解説します。

目次

マンションのフルリノベーションにかかる費用相場

約85㎡/1600万円事例:▶︎Case.89からだ想いを重ねて

マンションのフルリノベーション費用は、専有面積や工事範囲、設備・内装のグレードによって異なります。

マンションのフルリノベーション費用は広さや工事内容で変わる

フルリノベーションでは、キッチンや浴室などの設備交換から、内装の一新、間取りの変更まで、住まい全体を改修します。

費用は主に、次の要素によって変わります。

・専有面積: 広い住まいほど、床や壁などの施工面積が増える
・工事範囲: 設備交換や間取り変更、給排水管の交換など、工事内容によって費用が変わる
・設備・内装のグレード: 採用する設備や床材、壁材によって金額が異なる
・建物の状態: 解体後に配管の劣化などが見つかると、追加工事が必要になる場合がある

【坪単価で見る】マンションのフルリノベーション費用

費用の目安を知る方法のひとつが、坪単価から概算することです。

マンションのフルリノベーションでは、坪単価45万〜80万円程度をひとつの目安として考えると、広さに応じた予算をイメージしやすくなります。

例えば、専有面積70㎡のマンションであれば、約950万〜1,690万円が概算費用の目安です。
夢工房では、無垢フローリングや塗り壁などの自然素材を取り入れたマンションのフルリノベーションを手がけています。

約71㎡/1190万円事例:▶︎Case.83育てていく

自然素材を使用した施工事例坪単価に換算すると、約45万〜70万円が多く、中央値は約60万円です。

自然素材を取り入れた住まいづくりを検討する際は、坪単価60万円前後も費用を考えるひとつの参考になります。

ただし、坪単価はあくまで概算のため、実際の費用は工事内容や素材の選び方によって変わります。希望する住まいのイメージと予算を照らし合わせながら、具体的な計画を立てましょう。

【専有面積別】フルリノベーション費用目安

坪単価45万〜80万円として計算した、マンションのフルリノベーション費用の目安は次のとおりです。

専有面積 費用目安
50㎡ 約680万〜1,210万円
60㎡ 約820万〜1,450万円
70㎡ 約950万〜1,690万円
80㎡ 約1,090万〜1,940万円
90㎡ 約1,230万〜2,180万円
100㎡ 約1,360万〜2,420万円

※専有面積に坪単価45万〜80万円を掛けて算出した概算です。実際の施工費用を保証するものではありません。

横浜リノベーションの夢工房の施工事例

マンションのフルリノベーションでできること

約85㎡事例をもっと詳しく見る:▶︎Case.86てざわりに安らぐ

マンションのフルリノベーションの、主な工事内容と費用の目安を紹介します。

キッチンや浴室などの住宅設備を一新する

キッチンや浴室、洗面台、トイレなどの住宅設備を一新して、家事のしやすさだけでなく、デザイン性や毎日の使い心地を改善できます。

設備のグレードや工事内容によって費用が大きく異なります。
特に、位置を移動する場合、給排水管や電気配線の工事が加わるため、費用が高くなる傾向があります。

◇住宅設備の交換費用の目安
・キッチン交換:50万〜150万円
・浴室交換:50万〜150万円
・洗面台交換:10万〜50万円
・トイレ交換:15万〜50万円

※設備本体の交換と設置工事を想定した一般的な目安です。位置の変更や大規模な配管工事を伴う場合は、別途費用がかかることがあります。

床や壁を張り替えて内装を新しくする

約55㎡/1000万円事例:▶︎Case.52 welcome<な家

フローリングや壁紙、天井などの内装を一新すると、住まい全体の雰囲気をぐっと変えることができます。

素材や色の組み合わせによって、好みに合った空間をつくれることも魅力です。
自然素材を取り入れたい場合は、無垢フローリングや塗り壁なども選択肢になります。

◇内装工事の費用目安(60~70㎡程度の場合)
・フローリング張り替え:40万〜100万円
・壁・天井のクロス張り替え:30万〜70万円
・無垢フローリングへの変更:60万〜150万円

※住戸全体の施工を想定した概算です。床材の種類や施工面積、既存の床の状態、下地補修の有無などによって変動します。

間取りを変更して暮らしやすい住まいにする

フルリノベーションでは、既存の間取りを見直し、家族構成やライフスタイルに合った住まいを計画することができます。

例えば、隣り合う部屋をつなげて広いLDKにしたり、使わなくなった部屋をウォークインクローゼットなどの収納スペースにしたりする方法があります。

◇間取り変更の費用目安(60~70㎡程度の場合)
・間仕切り壁の撤去・新設:15万〜90万円
・LDKの拡張など、複数の部屋にまたがる間取り変更:40万〜150万円
・キッチンの位置変更:50万〜250万円

※間仕切り壁の工事は、壁の撤去・新設や周囲の内装補修などを想定しています。間取り変更の費用は、工事範囲や建具の追加、内装の仕上げによって変わります。キッチンの位置変更は、設備交換や配管・電気工事の内容によって費用が異なります。

断熱性や給排水管など、見えない部分を改善する

フルリノベーションでは、目に見える内装だけでなく、壁や床の内側にある給排水管や断熱材なども確認することができます(この場合はスケルトンリノベーションと言うことがあります)。

特に、築年数が経過したマンションでは、設備の劣化状況や冬の寒さ、結露など、現在の住まいの問題に合わせて改修を検討することが大切です。

◇見えない部分の改修費用の目安
・給排水管の交換:20万〜60万円
・内窓の設置:5万〜25万円
・壁の断熱改修:50万〜200万円
・床の断熱改修:15~120万円

※給排水管の交換は専有部分の配管を対象とした概算です。内窓は設置する窓の数やサイズ、断熱改修は施工範囲や工法によって費用が変わります。マンションでは窓やサッシなどの共用部分に手を加えられない場合もあるため、事前に管理規約を確認しましょう。

マンションのフルリノベーションにかかる期間

マンションのフルリノベーションは、工事そのものに加え、プランニングや設備・素材選びなどの準備にも時間がかかります。

入居したい時期が決まっている場合は、工事前の期間も含めてスケジュールを立てましょう。

工事期間は3〜4か月が目安

マンションのフルリノベーションでは、工事開始から完成までに3〜4か月程度かかるのがひとつの目安です。

既存の内装や設備を解体し、必要な配管・電気工事を行ったうえで、床や壁の仕上げ、設備の設置などを進めます。

工事範囲が広い場合や、解体後に想定していなかった劣化が見つかった場合は、工期が延びることもあります。

工事前の相談・プランニング・準備にも2〜3か月かかる

フルリノベーションでは要望の整理や間取りの検討、設備・内装材の選定、見積もりの確認などが必要です。

こうした準備には、2〜3か月程度を見込んでおくとよいでしょう。

相談から完成までの期間は、全体で6〜8か月程度がひとつの目安です。

ただし、プランの変更や設備の納期、管理組合への申請などによって前後するため、余裕を持って計画を進めることが大切です。

相談から完成までの流れ

マンションのフルリノベーションは、一般的に次のような流れで進みます。

1
相談・要望の整理
現在の住まいの悩みや、実現したい暮らしを整理する
2
現地調査・プランニング
建物の状況を確認し、間取りや工事内容を検討する
3
設備・内装材の選定
キッチンや床材、壁材などを決める
4
見積もり・契約
工事内容と費用を確認し、契約する
5
管理組合への申請・工事準備
必要な手続きを済ませ、工事日程を調整する
6
着工・施工
解体から設備工事、内装仕上げまで進める
7
完成・引き渡し
仕上がりを確認し、引き渡しを受ける

※実際の進め方や各工程の期間は、会社や工事内容によって異なります。

工事期間中は仮住まいが必要?

住まい全体をフルリノベーションする場合、工事中は自宅で生活できないことが多く、仮住まいを検討する必要があります。

工事中の騒音やほこりに加え、キッチンや浴室、トイレなどが使えなくなるためです。

仮住まいを利用する場合は、家賃や引っ越し費用、荷物の保管費用なども予算に含めておきましょう。
工事期間に合わせて賃貸住宅やウィークリーマンションなどを手配するほか、荷物を一時的に預ける方法もあります。

築30年以上のマンションをフルリノベーションするときの注意点

約80㎡事例をもっと詳しく見る:▶︎Case.81これからヴィンテージ

築年数が経過した建物では、内装だけでなく、配管の劣化や断熱性、建物の構造なども確認することが大切です。
以下の点に注意しましょう。

専有部と共有部を確認する

マンションのフルリノベーションでは、希望する工事ができるかどうか、事前に確認することが大切です。
マンションには、住戸内の「専有部分」と、廊下や建物の構造部分などの「共用部分」があります。

一般的に、専有部分はリノベーションの対象になりますが、共用部分は個人の判断で変更できません。

また、専有部分であっても、管理規約によって工事に制限が設けられている場合があります。
例えば、窓や玄関ドア、配管などは、専有部分と共用部分の区分や管理規約によって工事の可否が異なります。

希望する工事が可能かどうか、管理規約を確認し、必要に応じて管理会社やリノベーション会社に相談しましょう。

給排水管の劣化状況と交換の必要性を確認する

築30年以上のマンションでは、給排水管が劣化している可能性があるため、フルリノベーションの際に状態を確認することが大切です。

配管の劣化を放置すると、漏水などのトラブルにつながるおそれがあります。

内装や住宅設備を新しくしても、配管が古いままでは、将来的に修繕が必要になることも考えられます。

リノベーションを計画する際は、既存の配管の状態や交換の必要性を確認し、必要に応じて工事に含めることを検討しましょう。

給排水交換についてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


▶
給排水管交換のリアルを紹介

断熱性や結露など、住み心地に関わる問題を確認する

築年数の古いマンションでは、現在の住まいと比べて断熱性が十分でない場合があります。

冬に室内が冷えやすい、窓に結露が発生しやすいといった悩みがある場合は、内装を一新するだけでなく、断熱性や換気についても検討しましょう。

また、結露を放置するとカビの発生につながることがあるため、断熱性だけでなく、適切な換気や湿気対策も重要です。

窓まわりの断熱対策や、室内の温度差を小さくする工夫など、断熱について詳しくはこちらの記事をご覧ください。


▶
窓・サッシ断熱リフォームの特徴と種類について

建物の構造や配管によって工事内容に制約がある

小上がりに隣接したL字型キッチン

約85㎡/1600万円事例:▶︎Case.89からだ想いを重ねて

マンションのフルリノベーションでは、間取りを大きく変更できる場合もありますが、建物の構造によっては撤去できない壁や柱があります。

また、水回りの位置を変更したくても、排水管の経路や勾配などの条件によって、希望どおりに移動できないことがあります。

例えば、キッチンをリビング側に移動したり、浴室や洗面室の配置を変更したりする場合は、配管を通せるスペースや排水の流れを確保できるかどうかが重要です。

間取り変更ができるかどうか、壊せる壁と壊せない壁についてはこちらの記事をご覧ください。


▶
間取り変更リフォーム・リノベ、壊せる壁と壊せない壁どう違う?

管理規約によって工事できる範囲が異なる

マンションでリノベーションを行う際は、管理規約や工事に関するルールを事前に確認する必要があります。

工事内容によっては、管理組合への申請や承認が必要になるほか、使用できる床材や工事の時間帯などが定められている場合もあります。

例えば、フローリングを張り替える際には、階下への音の伝わり方に配慮し、管理規約で定められた遮音性能などの条件を満たす必要があることがあります。
希望する床材や工法を採用できるかどうか、事前に確認しておきましょう。

マンションのフルリノベーションで固定資産税は変わる?

タイルの画像

固定資産税は、建物や土地の評価額などをもとに決まります。

マンションのフルリノベーションによって固定資産税は必ずしも上がるものではありませんが、以下の点に留意しておくと安心です。

固定資産税が上がる場合

マンションのリノベーションによって固定資産税が上がる可能性があるのは、工事によって
建物の評価が上がる
と判断される場合です。

例えば

・建物の増築
・平屋から2階建てへの変更
・住宅から店舗や事務所など、用途を変更する

上記のように、固定資産税の評価に関わる工事を行った場合は、税額が変わる可能性があります。
マンションの専有部分を改修する場合も、工事の内容によって取り扱いが異なります。

税額への影響が気になる場合は、工事内容を整理したうえで、自治体の固定資産税担当窓口に確認しましょう。

固定資産税が上がらない場合

約85㎡事例をもっと詳しく見る:▶︎Case.86てざわりに安らぐ

一般的な内装のリノベーションでは、経年劣化したものを元に戻す「原状回復」が目的となることが多いため、固定資産税が上がらない場合がほとんどです。

例えば

・フローリングや壁紙の張り替え
・既存のキッチンや浴室などの住宅設備の交換
・間取りの変更
・柱や梁の修繕

ただし、工事の規模や内容によって取り扱いが異なるため、「フルリノベーションをしても固定資産税は変わらない」と一律に判断することはできません。

税額への影響が心配な場合は、工事前に自治体へ相談しておくと安心です。

固定資産税の減額措置を受けたい場合

一定の要件を満たすリフォームでは、固定資産税の減額措置を受けられる場合があります。

・耐震改修
・省エネ改修
・バリアフリー改修など

上記のように、住宅性能の向上にもつながるような目的でのリノベーションは、固定資産税を下げるケースがあります。

ただし、減額措置を受けるには、工事完了後に自治体への申告が必要となる場合があります。
申告期限や必要書類も制度によって異なるため、工事を計画する段階で自治体に確認しておきましょう。

まとめ|マンションのフルリノベーションは費用と期間を把握して計画的に

築30年以上経ったマンションでも、フルリノベーションによって内装や設備を一新し、今の家族構成やライフスタイルに合った住まいを目指せますが、その費用は専有面積や工事範囲、設備・内装のグレードによって異なります。

工事そのものに3〜4か月、相談やプランニングなどの準備に2〜3か月ほどかかることもあるため、予算だけでなくスケジュールにも余裕を持って計画することが大切です。

夢工房では、無垢フローリングや塗り壁などの自然素材を取り入れながら、ご家族の暮らしに合った住まいをご提案しています。

「今のマンションでどんなリノベーションができるのか知りたい」「費用の目安を知りたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
住まいの状態やご希望を伺いながら、これからの暮らしに合った住まいづくりを一緒に考えていきましょう。

横浜リノベーションの夢工房の施工事例

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ユメノヒ編集部・WRITER

広報・マーケティング

岩田 遥 IWATA HARUKA

旅行、カフェ、ピラティス

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