

こんにちは!夢工房広報の岩田です。
「洗面台を、デザインだけじゃなくてボウルや収納の使い勝手にもこだわりたい」
「大量の本やCDを収納できる、いい感じの本棚がほしい!」
こんな理想を叶える「造作家具」について、ご存知でしょうか。
この記事では、造作家具とはそもそも何か、費用や施工の流れ、注意点まで、知っておきたい情報をわかりやすくまとめています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
夢工房では、暮らしに合わせた造作家具を多数施工しています。
理想のデザインや快適な暮らしを叶えたい方は、ぜひ一度、弊社のHPで施工事例をご覧ください。
目次
「造作家具」とは?

“造作家具”とは、住宅や店舗の空間に合わせて一から設計・製作される、いわゆる「造り付けの家具」のことです。
既製品とは異なり、大きさや素材、もちろんデザインまで自由に調整できるため、「こんなのがあったらいいな」を叶えることができます。
収納やキッチン、洗面台、TVボードなど幅広い用途に対応でき、リフォーム・リノベーションでも人気の高い家具です。
造作家具には、大工が現場で施工するタイプと、家具屋さんやメーカーが工場で製作してから設置するタイプの2種類があります。
大工さんが現場で作る造作家具

関連記事▶ あなたに、間取りに、ぴったり!造作家具の特徴と実例
大工が現場で直接「造作家具」をつくる場合、建物や壁面の構造に合わせてミリ単位で調整できるのが最大のメリットです。
この調整によって、天井の高さや梁、傾きなど、既製家具では対応しづらい部分にもフィットさせることができます。
ただし、現場での製作は手間と時間がかかるため、早めに打ち合わせを重ね、動線や収納量、使い勝手を綿密に設計していくことが重要です。
工房で製作する造作家具

関連記事▶ リノベーションでつくる造作家具(オーダー家具)の設置風景
一方で、造作家具を工房や工場であらかじめ製作し、完成後に現場で設置する方法も一般的です。
このタイプは、専門の職人が安定した環境で加工するため、仕上がりの精度が高く、細かい仕様のオーダーにも対応できるのが特徴です。
特にキッチン収納や洗面カウンターなど、コンセント位置や引き出しの仕様などを細かく決めたい家具はこの方法が採用される場合が多いです。
また、工房製作は現場での騒音・粉塵の発生を抑えられ、施工期間の短縮や住宅への負担軽減にもつながる点がメリット。
ただし、現場の微調整が難しい場合があるため、設置後の隙間や段差を防ぐためにも、専門の工務店や建築士との連携が重要になってきます。
造作家具の特徴

関連記事▶ F様邸造作家具のご紹介・戸建てリノベーション現場レポ
造作家具の主な特徴を3つの観点から解説します。
空間にぴったり収まる“造り付け”家具の構造
造作家具の魅力は、壁や柱の形に合わせてミリ単位で設計できる点にあります。
・リビングの柱の凹みにテレビボードを組み込み、天井までの収納を造作
→無駄なスペースのないすっきりとした空間に
・キッチンの冷蔵庫横やカウンター下のわずかな隙間に引き出し収納を設置
→既製家具では埋められないデッドスペースを有効活用
使用する人の身長や家事動線に合わせて高さや位置を設計できるため、立ったまま作業しやすいカウンターや、子どもが自分で届く収納棚など、使いやすさを細部まで調整できます。
素材・塗装・取っ手まで選べるカスタマイズ性
造作家具は、素材や仕上げを好みに合わせて選ぶことができます。
・あたたかみのある木のキッチンにしたい
→無垢のオーク材を使ってキッチン収納を
・落ち着いた雰囲気の洗面台にしたい
→マットな塗装仕上げに、ブラウンカラーのタイルを使用
・廊下全体から、シンプルなモノトーンでそろえたい
→廊下のドアを白、取っ手を黒のアイアンで統一
インテリア全体に統一感が生まれ、既製家具を組み合わせたときの“ちぐはぐ感”も解消できます。
構造の工夫で耐震性・耐久性を高められる
造作家具は、壁や床にしっかり固定する設計が可能なため、地震時の転倒リスクを大きく減らすことができます。
壁面収納の背板を下地にビス止めすることで揺れに強く、また、棚板や仕切りを内部で補強することで、重い本や家電を載せてもたわみにくく、安全性を高めることができます。
素材選びの段階で、耐久性の高い無垢材や強度のある化粧板を選ぶこともポイントです。
代表的な造作家具と夢工房の施工事例
一般的によく作られる造作家具を、夢工房の施工事例とともにご紹介します。
造作キッチン|生活動線に合わせた使いやすさと美しさを両立

関連記事▶ リフォーム・リノベーションで参考にしたいキッチンの種類と選び方!5つのレイアウトと特徴を実例解説!
造作キッチンは、無駄なスペースをなくして圧倒的に自分好みのキッチンを作りこみたいときにおすすめです。
例えば、使いたい調味料を想定し収納の数や種類を調整したり、天板とシンクを別のメーカーで組み合わせて使いたいなど、自分のこだわりを最大限に反映させることが可能です。
素材も、無垢の木やステンレス、タイルなどを選べば、リビングと一体感のある上質な空間に仕上がります。
さらに、カウンターとダイニングテーブルを一体化するなど、造作ならではのアイデアで暮らしに馴染むデザインを実現できます。
造作洗面台|家族構成や動線に合わせたオーダー

関連記事▶ 造作洗面とシステム洗面の違い・特徴と費用をご紹介【参考実例7選】
造作洗面台は、家族の人数や生活動線に合わせて高さや幅をカスタマイズすることができます。
スキンケア・ヘアケア用品に合う収納スペースを作ったり、夫婦で同時に使えるようにダブルボウルにするなど、自分たちにぴったりな使い心地の洗面台を追求することができます。
素材や仕上げの選択肢も豊富で、タイルや無垢材など、インテリアに合わせて自由にデザインできるため、理想の洗面台を作りこむことが可能です。
造作TVボード・リビング収納|壁面を有効活用してすっきり

施工事例Case76▶ 洞窟のような廊下を抜けて
造作TVボードやリビング収納は、壁面をフル活用して、すっきりとした空間を作ることができます。
テレビやオーディオ機器の配線も隠せる設計が可能なため、機能性を高めつつ、見た目の美しさを保てることが大きなポイントです。
壁の中に収納を埋めてしまうことで圧迫感もなく、掃除も楽になるという点でも、人気の造作のひとつです。
造作カウンター・ワークスペース|暮らし方に合わせた多用途デザイン

関連記事▶ リモートワークや自宅オフィス化にも最適!「ワークスペース」の作り方ポイント
造作カウンターやワークスペースは、家事や学習、テレワークなど暮らし方に応じて多目的に使えるデザインが可能です。
こういった作業スペースでは重要なコンセントの配置も自由に決めることができます。
さらに、壁面や天井に合わせてフィットする造作は、デッドスペースを有効活用できる点もメリットです。
造作玄関収納|靴・傘・アウトドア用品まで美しく収納

施工事例Case67▶ 木を感じる家
玄関収納は、靴だけでなく傘やベビーカーなどもすっきり収められるよう、動線に配慮した多機能な設計が可能です。
造作で仕立てることで、大容量の靴収納はもちろん、可動棚によりさまざまな高さの靴にも柔軟に対応できます。
夢工房では、シューズクロークを併せて計画することも多く、使い勝手とデザイン性を両立した心地よい玄関空間をご提案しています。
造作本棚|見せる収納で空間のアクセントに

関連記事▶ 見せる収納で空間をおしゃれに!壁面収納が素敵なリノベーション参考実例7選
造作本棚は、壁一面や階段下などの空間を最大限活用できるレイアウトが可能です。
高さや棚板の間隔も自由に調整できるため、書籍だけでなく雑貨や雑誌を整理しやすく、インテリアとしての魅力も高められます。
リビングや子供部屋など、好みに合わせて自由にカスタマイズできるのが大きなメリットです。
造作ニッチ|壁の厚みを活かした“魅せる収納”スペース

施工事例Case69▶ 変化を楽しむ
造作ニッチとは、壁の厚みを利用して作るくぼみ型の収納・飾り棚のことです。
奥行き10〜15cmほどの浅いスペースに、お気に入りの雑貨や植物、写真などを飾れるのが魅力です。
造作家具の一種として、リビング・玄関・洗面・トイレなどあらゆる場所に設置でき、空間にアクセントを加えつつ、デッドスペースを有効活用できる点が人気を集めています。
リビングやキッチンでは飾り棚として、洗面ではアメニティ収納としてなど、小さなスペースで暮らしを便利かつおしゃれにするにする工夫として注目されています。
造作家具のメリット

関連記事▶ 一戸建ての味わいを活かし遊び心溢れる空間にリノベーション②*完成編
造作家具のメリットは以下の通りです。
ミリ単位で無駄のない空間に
造作家具の最大の魅力は、部屋のサイズや形に合わせて設計できることです。
天井や壁の寸法に合わせてミリ単位で調整できるため、デッドスペースをなくして空間を有効活用できます。
リビングのTVボードや収納棚、玄関収納なども、既製家具のように“少し隙間ができる”ことがありません。
その結果、家具の移動や掃除の手間が減り、空間全体がすっきりとした印象になります。
特にマンションや狭小住宅など、限られたスペースを効率よく使いたい人には大きなメリットです。
細かいこだわりが反映できる
「扉のここに、ちょっと手をかけれるくぼみがほしい」
「玄関収納に、カギを入れられる小さな収納を付けたい」
「オープンの棚のキッチン、既存だとちょっと大きいんだよね」
造作家具は、こんな風にちょっとした「ほしい」や「あったら便利」など、理想のデザインや設計をオーダーメイドすることができます。
また、職人や設計担当者と直接打ち合わせを行うため、「好みの雰囲気に仕上げたい」「生活動線を重視したい」など、要望を反映しやすいのも特徴です。
構造がしっかりしていて“地震に強い”
造作家具は、壁面や床に固定して設置する造り付け構造が多く、一般的な置き家具に比べて転倒や落下のリスクが少ないのが特徴です。
特に地震時には、重い本棚や食器棚が倒れる心配がなく、安全性が高い点が大きな安心材料になります。
家具自体の耐久性や安定感も向上し、長く使える住まいづくりに貢献できることは大きなメリットといえるでしょう。
掃除がしやすく、日々の暮らしが快適に
造作家具は、壁や床との間に隙間ができないように設計できるため、ホコリやゴミが溜まりにくい点も人気のポイントです。
家具の下や後ろを掃除する必要がなく、ロボット掃除機が通れない隙間もゼロにできます。
キッチンや洗面台などの水まわりでも、素材や塗装を工夫することで汚れがつきにくく、掃除がラクになる仕様にすることができます。
“見た目の美しさ”と“日々のメンテナンス性”の両方を重視したい方にとって、造作家具はぴったりの選択肢になるでしょう。
造作家具のデメリット

造作家具のデメリットを以下に解説します。
模様替えがしにくい
造作家具は壁面や床に固定して設置する造り付け構のため、引っ越しや模様替えの際に簡単に動かしたり撤去したりすることができません。
そのため、リビングや子ども部屋など、ライフスタイルの変化に合わせて配置を変えたい場合には、事前に「将来的な使い方」を想定して設計段階で調整しておくことが必要です。
ただし、設計の工夫によっては可動棚や取り外し式の造作にできる場合もあるため、設計士に相談して対応できるプランを検討しましょう。
費用が既製品より高くなるケースが多い
造作家具は、一つひとつをオーダーメイドで設計・製作・施工するため、既製品よりも費用が高くなる傾向があります。
また使う素材や、塗装・金物などの仕上げによっても価格は大きく変わります。
特に、造作キッチンや洗面台など水まわりを含む家具は、配管や下地補強などの工事が必要になるため、コストが上がりやすい部分です。
ただし、空間のサイズに合わせて設計することで「すき間を埋めるために家具を買い足す必要がない」など、長く使うほど無駄が減る設計になります。
見た目や使い勝手、耐久性まで考えると、初期費用は高くてもトータルではコスパの良い選択になるケースも少なくありません。
完成までに時間と打ち合わせの手間がかかる
造作家具は、設計担当や大工、建具職人など複数の専門スタッフが関わって製作します。
そのため、既製家具のように“注文してすぐ届く”というわけではなく、一定の期間が必要です。
リノベーションや新築の場合は、建物の工期と並行して進めるため、早めにプランニングを始めることが重要です。
完成後の「イメージと違った」という後悔を防ぐためにも、打ち合わせ時に素材のサンプルや実績写真を確認しておくことをおすすめします。
メンテナンスや修理に専門知識が必要
造作家具は一つひとつがオーダー仕様のため、破損や汚れが生じた際は、製作を担当した工務店や家具職人に修繕を依頼する必要があります。
既製品のようにパーツを取り替えてすぐ直すことは難しく、長く使うためには定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
ただし、無垢材や漆喰などの自然素材でつくった家具は、手入れするほど風合いが深まるのも魅力のひとつ。
オイルを塗り重ねたり、小傷を磨いたりする中で、自分たちの暮らしに馴染んでいく感覚を楽しめます。
そんな愛着のある家具づくりができるのも、造作家具ならではです。
造作家具の費用相場|既製品との価格差を比較

関連記事▶ 収納アイデア!見せない収納と“魅せる”収納
造作家具と既製家具の価格差の仕組みをわかりやすく解説しながら、実際の相場とコストを抑える工夫を紹介します。
まずは、カテゴリ別の一般的な費用目安を見てみましょう。
造作家具の平均費用目安
造作家具の価格は、サイズ・素材・仕上げ・デザインの複雑さによって大きく変わります。
以下は、代表的な造作家具の一般的な費用帯の目安です。
本棚・カウンター類約10〜40万円約5〜20万円
| 家具の種類 | 造作家具の平均費用 | 既製家具の平均費用 |
|---|---|---|
| 洗面台 | 約20〜40万円 | 約10〜25万円 |
| キッチン | 約80〜150万円 | 約60〜120万円 |
| リビング収納 | 約30〜70万円 | 約15〜40万円 |
| <玄関収納 | 約25〜50万円 | 約15〜30万円 |
一見すると造作のほうが1.2〜2倍ほど高く見えますが、その差は「設計の自由度・耐久性・空間との一体感」に由来します。
既製品では難しいミリ単位の調整や素材統一ができるため、使い勝手・見た目の完成度・長期的な満足度の面でコストに見合う価値があると言えます。
造作家具の費用を抑えるポイント
造作家具でも、工夫次第でコストを抑えることは十分可能です。
以下のポイントをおさえながら、予算に合うように検討してみるのが良いでしょう。
素材の選定を工夫する
無垢材ではなく突板やメラミン素材を使えば、質感を保ちつつコストを約2〜3割抑えられます。
既存構造を活かす設計に
配管や電気配線を動かさずに設計すると、工事費用を抑えられます。
デザインをシンプルにまとめる
引き出しや扉の数を減らしたり、直線的な形状にすることで製作コストを削減できます。
リノベーションと同時施工でコスパUP
他の造作とまとめて設計・発注することで、資材や職人の手配コストを効率化できます。
造作家具のつくり方|打ち合わせ~完成まで

関連記事▶ 造作家具におすすめの木材や塗装は? 収納棚・洗面台・カウンターの事例も紹介!
造作家具は、お客様と職人・設計担当が何度も打ち合わせを重ねながら形にしていくものです。
ここでは、一般的な進行の流れと、スムーズに進めるためのポイントを解説します。
①ヒアリングと要望整理
最初のステップは、ライフスタイルや使い方のヒアリングです。
「どんなものを収納したいか」
「どの部屋に設置するか」
「どんなデザインや雰囲気が良いか」
また、既存の空間や家具との統一感、掃除のしやすさ、耐震対策などもこの段階で共有すると、のちの設計がスムーズに進みます。
②設計・デザインの打ち合わせ
次に、設計担当やデザイナーが間取りや寸法を確認しながらプランを作成します。
造作家具の形状・高さ・収納量・引き出しの配置などを検討し、使い勝手とデザイン性のバランスを整えていきます。
③素材選定と見積もり
設計が固まったら、使用する素材・塗装・金物を選びます。
価格・質感・メンテナンス性、希望のデザイン、そして予算のバランスを見ながら最適な仕様を検討します。
そのうえで、正式な見積もりと工期を確認していきます。
④製作~現場取付の流れ

関連記事▶ 川崎市宮前区戸建リフォーム・リノベーション現場レポ!②ツーバイフォー戸建のリフォーム!完工編*
造作家具は、工房でパーツを製作し、現場で組み立て・固定するのが一般的です。
工期は家具の規模にもよりますが、製作期間は2〜4週間ほどと考えておくのが良いでしょう。
施工時には、壁面の下地補強・配線処理・位置確認など、建物の構造に合わせた丁寧な取付作業が行われます。
現物を見ながら、職人が細部まで調整して仕上げてくれるため、安心して長く使える家具といって間違いないでしょう。
造作家具の注意点|よくある後悔ポイントとその対策

施工事例Case61▶ 光と緑の映える家
せっかく造作家具にしたのに後悔…とならないように事前に注意しておくべき点とその対策について、以下にご紹介します。
せっかく造作したのに使いにくい
造作家具は空間にぴったり収まる分、設計段階のミスがそのまま使いにくさに直結します。
特に多いのが、
・扉の開閉スペースが確保できていない
・コンセントや配線位置が家具に干渉する
・カウンターの高さが合わない
・圧迫感がある
など…。
家具を使うシーンを具体的に想像してみましょう。
「誰が」「どんな動線で」「どのくらいの頻度で」使うのかを整理し、図面だけでなく現場での寸法確認や仮設計確認を行うと安心です。また、家電や照明などの配線計画も同時に検討できるようにしておきましょう。
見た目重視で実用性が下がった
造作家具は見た目だけでなく、素材選びによって暮らしの快適さが大きく変わります。
例えば、無垢材は自然な風合いや経年変化が魅力ですが、水や汚れに弱く、湿気で反りやすいため、キッチンや洗面台には不向きなケースも。
一方で、メラミン化粧板やポリ合板は耐水性・耐汚性に優れており、毎日拭き掃除する場所や小さな子どもがいる家庭におすすめです。
「見た目重視」か「実用性重視」かを明確にしておきましょう。
どこに使う家具なのか、メンテナンス頻度はどのくらいになるのかなどを具体的にイメージできると失敗を防ぐことができます。
図面は完ぺきなのに、雑な仕上がりになった
造作家具の品質は、設計力と施工技術のバランスで決まります。
図面上では完璧でも、現場の施工精度が低いと仕上がりにムラが出てしまうことも…。
依頼先を選ぶときは、次のポイントをチェックしましょう。
◇造作家具を依頼するときのチェックポイント
- 造作家具の施工事例を確認できるか
- 設計から施工まで自社で一貫対応しているか
- 担当者との打ち合わせが丁寧か
- アフターフォローやメンテナンス相談があるか
信頼できる会社や職人は、住まい手の暮らしを理解し、理想を形にする提案ができるプロです。
費用やデザインだけでなく、「人」で選ぶ視点を持つことで、満足度の高い造作家具が完成します。
造作家具が向いている人

施工事例Case72▶ 憧れの古民家風町家リノベーション
以下に当てはまる方は、造作家具を作るのがおすすめです。
空間や暮らしにぴったりの家具を求める人
既製品では合わない細かな寸法やレイアウトも、造作家具なら叶えられます。
「このスペースにちょうど収まる棚がほしい」「動線を邪魔しない収納をつくりたい」といった、具体的な理想のイメージを形にしたい人におすすめです。
デザインや素材の統一感を大切にしたい人
造作家具なら、床材や建具と素材・色味を揃えることで、住まい全体に統一感をもたせることができます。
リビングからキッチン、洗面まで同じ木材や塗装で仕上げれば、空間がぐっと上質に。
「家具も建築の一部」と考え、トータルデザインで美しい空間をつくりたい人に向いています。
長く愛着を持って使える家具を探している人
造作家具は、修繕や再塗装によって長く使えるのが特徴です。
特に、無垢材や自然塗料を選ぶことで、経年変化で味わい深くなる家具を楽しめるため、既製品よりも愛着を感じやすいですです。
使い捨てではなく、暮らしの中で育てていく家具を求める人にはぴったりです。
多少コストがかかっても“納得の仕上がり”を優先したい人
造作家具は既製品に比べて費用がかかりますが、そのぶんデザイン・使いやすさ・仕上がりの満足度が高いのが魅力です。
「多少高くても、自分の理想を実現したい」「一生モノの家具をつくりたい」といった価値観を持つ人に向いています。
価格以上の“暮らしの質”を求める方にこそ、造作家具はおすすめです。
造作家具のまとめ

施工事例Case77▶ お気に入りに囲まれて
造作家具は、理想のデザインをかなえながら既製品にはない使いやすさがあり、そして長く愛着を持って使える価値が魅力的です。
一方で、コストや設計の自由度が高い分、信頼できるパートナーとの打ち合わせや施工の精度も重要になります。
夢工房では、理想の暮らしを叶えるための造作家具を一邸一邸丁寧に手掛けています。
素材へのこだわりを大切に、設計から施工まで一貫して暮らしに寄り添うご提案をいたします。






























