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照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例

リノベーションコラム「照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例」

こんにちは。設計の唐澤です。
9月に入りましたが、相変わらずの夏日ですね。
陽の長い季節は、気がつけば18時頃まで灯りをつけずに過ごしていた、なんてこともあるのではないでしょうか。
私も慌ててカーテンを閉めるなんてことが多々あります。。

さて本日は「照明計画」がテーマです。
今の照明は種類が豊富で、カタログを眺めているだけで幸せな気分になりますよね。
新築はもちろん、フルリフォーム、リノベーションとなると、照明器具だけでなく配置計画も大切です。
照明器具をとってもタイプは様々で、形状や配置によって部屋の印象はガラッと変わります。
ただ照明計画といっても、実際に再現してみないことには想像も難しいですよね。
少なくとも「思っているよりも暗かった…」「照明が目に入って眩しい」ということだけは避けたいですよね。
そこで今回は簡単ではありますが照明計画のポイントをお伝えさせていただきます!

それぞれに特徴と役割がある!お家で使われる様々な照明の種類

照明器具によってその特徴と役割は異なります。
一般的な住宅で使われる主な照明器具の種類と特徴をご紹介します。

【シーリングライト】

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真1

お部屋事例を詳しく見る> 「シンプルのなかに」

皆さん一度は使っているお馴染みのタイプです。
ちなみに、私の実家にはこれしかなかったため、「照明」といえばこのイメージしかなく、幼少期は他の照明の存在など考えたこともありませんでした…。
室内全体を明るくすることができるので、多くの住宅で使用されています。

【ダウンライト】

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真2

お部屋事例を詳しく見る> 「みんな、いっしょ」

こちらも定番の照明器具ですね。
照射範囲が90°以上のものから15°未満のものまで種類があり、部屋に合った演出が可能です。
最近では、電球の高さを深くしたり、反射板(光源を包んでいる囲いのことです)が工夫されていたりと、目へ負担を抑える商品が豊富です。
他にも、首振りが可能な「ユニバーサルダウンライト」や、ダウンライトとスポットライトが組み合わさったコンパクトな「ダウンスポットライト」もあります。

【スポットライト】

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真3

お部屋事例を詳しく見る> 「奏でる暮らし。」

部屋の一部を集中して照らすことのできるスポットライト。
指向性の強い光で、空間の一部を強調したいときに適しています。
首振りが可能だったり、ライティングレール(ダクトレールとも)上で位置を移動させたり、かなり自由度の高いレイアウトが可能です。

【ペンダントライト】

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真4

お部屋事例を詳しく見る> 「家を育む」

照明インテリアにこだわる方にとっては欠かせないペンダントライト。
引掛けシーリングがあれば自由に取付け可能ですし、なんといっても種類が豊富で、素敵な照明が沢山ありますね。
ライティングレールとの組み合わせも非常に増えています。
キッチン・ダイニングとの相性は抜群です。
引掛けシーリングに設置する時は、重量だけ確認しておきましょう。

【ブラケットライト】

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真5

写真は「直接型」と呼ばれる種類で、傘がついており壁や床を直接照らしています。
ブラケットもお部屋の雰囲気づくりには欠かせない照明器具ですね。
壁全体を柔らかく照らしたり(全般拡散型)、電球をカバーで隠して壁の上下だけ照らしたり(間接型・上下配灯型)することもできます。

他にも、足元を照らすフットライト、置き型で移動可能なフロアライト(スタンドライト)など、種類が様々です。
それでは、それぞれの照明の特徴を活かし、目的に合った照明計画をいくつかご紹介します。

シーンや目的に合った照明計画でお好みの空間をつくりましょう!お部屋の目的別に見る照明計画のポイント

そのお部屋の用途や過ごし方によって、どんな雰囲気のお部屋にしたいかは変わってきます。
家の照明の中で幅広く使われているダウンライトを例に、目的別に見ていきましょう。
ダウンライトは、リビング・ダイニングなどのメインのお部屋だけでなく、廊下や玄関、トイレなど、様々な場所で使われています!

1.部屋全体を均等に照らしたい

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真6

お部屋事例を詳しく見る> 「木のゆりかご」

部屋全体を均等に明るくするならシーリングライトが一番ではありますが、リビングのような大きな空間ではシーリングライトだけでは賄いきれませんね。
冒頭でもご紹介した通り、ダウンライトには「散光」と呼ばれる照射範囲90°以上の商品もあります。
壁から80cmほど離してお互いの間隔を1mほど空けると、部屋全体が均等に照らされて、部屋全体が明るい印象になります。

2.雰囲気のある空間をつくりたい

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真7

お部屋事例を詳しく見る> 「彩る、色たち」

目線が行きやすい壁を照らすように配置すると雰囲気が増します。
部屋全体に対して配灯に偏りがでるため、テーブルやソファ、デスクスペースなどに単独でダウンライトを設置することで明るさを補います。

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真7.5

ワークスペースのデスク用にダウンライトを設置した例 お部屋事例を詳しく見る> 「彩る、色たち」

3.天井をすっきりとさせたい

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真8

お部屋事例を詳しく見る> 「Smorky Slowly」

ダウンライトを中央に集中させると、天井がスッキリとし、部屋全体もメリハリが出ます。
天井付近は暗くなり、目線よりも下側に灯りが集中します。
間接型ブラケットやフロアライトで壁を照らすと、雰囲気を保ちつつ明るさを足すことができます。
いざという時の作業や大掃除のことを考えて、予め引掛けシーリングを設置しておくのも案かと思います。

お部屋の箇所別に見る照明計画のポイント

【洗面室】の照明計画

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真9

洗面室で大事なことは、お化粧の時に顔に影ができないことですね。
メーカーさんの洗面化粧台は、十分に明るい照明が付属されており、正面に向かって灯されていますね。
一方で造作の洗面台の場合、照明は単独で設置することが多いと思います。
その場合はダウンライトに加えて、化粧鏡の真上や可能であれば左右にブラケット照明をつけることがオススメです。

【キッチン】の照明計画

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シンク上の吊り収納を設けないオープンなキッチンが増えていますね。
その場合、ペンダントライトやダウンライトの設置が多いかと思います。(ここのペンダントライト選びが醍醐味と言ってもよいほど、大事な部分ですよね…!!)
この配置で大事なことは、自分の頭が影になりシンクが暗くならないようにすることです。
ペンダントライトは頭がぶつからないよう必然的に前方に設置すると思います。
ダウンライトも同じで、シンクに立った時の位置より少し前にダウンライトを設置することでシンクの暗さが解消されます。(ここは私たちが気をつけるところではありますが…!)

【寝室】の照明計画

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寝室では、横になったときのことを優先して計画をすると良いです。
ダウンライトなどの天井付照明はなるべく足元側へ設置して目への負担を軽減します。
寝る前の読書などを考え、ブラケットライトやフロアライトを併せて設けると良いです。
レイアウトを頻繁に変える方にとっては、ベッド付属照明やフロアライトがオススメです。
また勾配天井の寝室では、勾配の方向によっては灯りが直で目に入ってきてしまうため、首振りが可能なユニバーサルダウンライトの使用など工夫が必要です。

まとめ。照明でリノベーション・新築の空間づくりを楽しみましょう!

部屋の雰囲気をかたちづくる照明計画。
キッチンだけ、寝室だけ、とお気に入りの空間を一つでもよいので照明で飾ってみてはいかがでしょうか!

こちらは余談ですが、ドイツの照明計画は日本と大きく異なります。
ドイツは日本に比べて照度が低く、ペンダントライトや間接照明で壁や天井を柔らかな光で灯す照明計画が基本です。
とても雰囲気のある空間です。ぜひご参考になさって下さい。

最後にまたまた余談ですが、こちらの写真↓は私の自宅で唯一お気に入りの場所です。

照明計画でお家をさらに楽しく!リノベーション・新築で使える空間づくりのポイントと実例 写真12

狭い寝室に無理矢理ローソファを置きました。。
隣にベッドがあるのでソファで読書することはほとんどありませんが、、
この空間に憧れて無理矢理置きました。
寝る前にシーリングライトを消しフロアライトとアロマライトをダブルで灯すのが最近の習慣となりました。癒しのひとときです。

まだまだ照明知識は初歩レベルですが、本当に奥深い世界ですね。
照明は身近なものから遊ぶことができて楽しいです。
皆さまもこの記事をお読みいただき、さらに照明に興味を持っていただけますと幸いです。
新築・リノベーションの際は、ぜひ併せて計画していきましょう!

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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