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#06 ローンについて考える① 中古物件購入+リノベーションと住宅ローンの関係【不動産おさらい講座】

不動産の基礎知識「#06 ローンについて考える① 中古物件購入+リノベーションと住宅ローンの関係【不動産おさらい講座】」

こんにちは石垣です。住宅を購入するときに多くの方が金融機関から融資を受け、住宅ローンとして数十年かけて返済していくと思います。つまり、不動産購入と住宅ローンは当然のことながら、切っても切り離せない関係です。一言でローンといっても、様々な商品が各金融機関から出ております。今回はどんな住宅ローンがあるのか、お伝えします。

リフォーム費用も住宅ローンに組み込める?!

【#06 ローンについて考える① ~中古物件購入+リノベーションと住宅ローンの関係~】ユメノヒ不動産おさらい講座 写真①

一般的に単体のリフォームローンは無担保ローンになるため、住宅ローンに比べると金利は高く、返済期間も10年程度と短く、住宅ローンと合わせての返済は負担になるものと思います。
一方で、リフォームを前提に中古物件を購入する方を対象に多くの金融機関で住宅ローンにリフォーム費用も組み込んだ「リフォーム一体型住宅ローン」があります。
各金融機関によって諸条件は異なりますが、一般的にリフォーム費用も住宅ローンの一部として組み込むことができ、対象不動産を担保(抵当権設定)し、低金利での借り入れが可能になります。
返済期間も住宅ローンと同様なので、月々の返済額も抑えられるメリットがあります。

リフォーム費用もまとめて借りられる「リフォーム一体型住宅ローン」の注意点とは?

【#06 ローンについて考える① ~中古物件購入+リノベーションと住宅ローンの関係~】ユメノヒ不動産おさらい講座 写真②

一口に「リフォーム一体型住宅ローン」といっても金融機関によって特徴があります。
リフォーム価格の上限は物件価格の一定割合までと決められている金融機関や、リフォーム完工時でないと、リフォーム部分の支払いができない金融機関、1回のローン契約で済む場合、段階的にローン契約を締結する金融機関など・・・。
一般的にリフォーム会社は工事請負契約時に契約金として工事代金の半額を頂戴します(頂いた契約金をもとに商品の発注等を進めるため)。
手元資金で契約金の準備ができる方は問題ありませんが、リフォームの契約金もローンから捻出したいという方は、金融機関を選ぶ際に注意が必要かもしれません。

早めの準備が成功のカギ!審査の時点でリフォームの見積もりが必要に

【#06 ローンについて考える① ~中古物件購入+リノベーションと住宅ローンの関係~】ユメノヒ不動産おさらい講座 写真③

リフォーム一体型住宅ローンとして、ローン審査を通す場合、審査の時点でリフォームの見積もりが必要になります。
不動産とリノベーションは別物ですが、お金を貸し出す金融機関としてはこの物件の価値がリノベーションによってどうなるか、担保物件に対して、物件価格以上の貸出しは可能なのかの判断基準となるのです。
なので、中古+リノベを前提にローンの借り入れを考えている場合、早めに見積もり準備が必要です。
不動産を決めてから、リノベーションについて考えるのではなく、ローンの審査を滞りなく、進めるためにも同時進行で考える必要がありますね。

夢工房では、お客様のご要望をお聞きしながら、リノベーションを前提にした不動産をご紹介しております。
当然のことながら、皆さま予算がある中での住まい選びかと思います。
お客様がどのようなお住まいにしたいのか、どのような暮らしをしたいのかを丁寧にお聞きした上で、最適な物件・リノベーション内容をご提案して参ります。
お気軽にお問い合わせ下さいね!

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ユメノヒ編集部・WRITER

不動産コンシェルジュ

石垣 直子 NAOKO ISHIGAKI

島めぐり・ヨガ

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