こんにちは石垣です。2016年のマイナス金利政策から、低金利が続く現在。さらに2019年10月にいよいよ消費税は10%になり、一日も早く不動産を購入すべし!という風潮が高まっています。住宅購入やリノベーションは決して少額ではないため、時期を見計らって、少しでも費用は抑えたいものですよね。消費税はともかく、いつまでこの低金利状態が続くでしょうか?住宅ローンとは数十年間お付き合いするものです。購入前に一度、将来設計を考えてみましょう。
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5年後、10年後の暮らしを考える
ポストに投函されている中古マンションのチラシには、
「月々●万円のお支払いで買えます!」など魅力的な文字が踊っています。
それに魅せられて、何の気なしにオープンルームに見学に行ったら、あれよあれよという間に申し込みをしてしまった。
でも、月々の支払額も払える範囲内だし、よかったよかっ た!・・・ありえそうな話ですよね。
もちろん、とても魅力的な物件であれば、すぐに申し込みを入れることもあるでしょう。
でも、その月々の支払額は5年後も10年後もそのままでしょうか?
10年後はお子さんの教育資金が必要になってくる上に、住宅ローンの返済額も上がったら家計は大丈夫でしょうか。
10年後、「こんなはずじゃなかった・・・」とならないためにも今からご家族の将来像をしっかり見据えましょう。
「3大費用」以外にかかるものも念頭に
よく巷で言われる「3大費用」とはなにかご存知ですか?
3つとは、「住宅」、「教育」、「老後」費用のことです。
最近ではこれに「介護」費用が加わり、「4大費用」と言われることもあるそうです。
でも、それ以外にも家庭生活の中で大きくかかる費用もありますよね。
たとえば、お車を持っている方であれば、買い換える頻度はどの程度にするのか、旅行好きの方であれば、家族旅行は年に何回くらいでどこに行きたいのか、将来の為に保険はどうするのかなどなど。
必ずしも、予定通りにいかなくてもかまいませんが、どんな風にイメージしているかを、ご夫婦やご家族と一度話し合われてはいかがでしょうか?
普段、忙しく生活しているとなかなか未来のことを考える余裕なんてないかもしれませんが、住宅ローンは何十年にも渡ります。
事前にいろいろな事態を想定しておくと、その時になってあわてることはないでしょう。
自分で創るライフプランのすすめ
ここまで将来設計のお話しを進めて参りました。
でも、「ライフプランの作成なんてよくわ からない・・・」という方もいらっしゃるかもしれません。
それでもあえて「自分で創る」ことをお勧めします。
なぜなら、ライフプランを作成するための資料ってかなりの個人情報です。
年収から月々の生活費の配分、預貯金の額、保険料、ローンの有無、滞納などはしていないかなど様々なことを他人にすべてをさらけ出すことになります。
FP(ファイナンシャルプランナー)をはじめ私たち事業者には守秘義務がありますので、その情報を口外することは当然ございませんが、気分がいいものではないかと思います。
もちろん、私たち夢工房もアドバイスも致しますし、TOOLのご提供も致します。
必要があれば、作成のお手伝いも致します。
ただ、こういうことをきっかけに住まいのことまでじっくり考えて欲しい、それが私たちの願いです。
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