住み慣れたご実家の戸建てを二世帯住宅化リノベーション。思い出の家具も取り込んでレトロな雰囲気はそのままに

長年住み慣れたご実家である3階建ての戸建てを、姉妹2世帯で住めるようにリノベーションされたH様、F様ご家族。
もともと1Fは応接間と作業場で、リノベーション前は物置状態だったといいます。

今回のリノベーションで、キッチン、洗面、浴室、トイレなど、水廻り全てを1階に新設、もともとある２階の生活空間と分けることで二世帯化を図りました。
玄関ホールを中心に左右にリビングとプライベートな空間の入り口を振り分けつつ、室内は回遊できるように。
階段下はもともとは物入れでしたが、デスクを造作することで、ご主人のワークスペースに生まれ変わりました。
囲われた空間でありながら、リビングとの一体感も感じられます。
アンティークでシンボリックな階段箪笥を部屋の中央に配置し、玄関正面にも船箪笥を置けるスペースを確保しました。
どちらもお父様が大切にされていた家族にとって捨てがたい品との事。

「以前の1Fは暗かったのですが、リノベーション後は同じうちとは思えないほど明るくなって、生活がとても楽しくなりました」
家族の思い出がたくさん詰まった家具たちと調和した、居心地よいお住まいに生まれ変わりました。