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定額リノベーションとは?おすすめな人とメリットデメリットを解説

リノベーションコラム「定額リノベーションとは?おすすめな人とメリットデメリットを解説」

こんにちは、夢工房広報の岩田です。
「定額リノベーション」という言葉を聞いたことがありますか?

近年、首都圏を中心にマンション価格が高騰し続けてる中で、実はこの定額リノベーションの需要が徐々に高まってきています。
中古マンションを買って、リノベーションするとなっても「予算内にきちんと納められるかな?」「追加工事がたくさん増えたらどうしよう‥」という不安は多くの人が抱えています。

そこで、この記事では「定額リノベーション」について、その特徴やメリット、おすすめな人について解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

夢工房では、「定額制セレクトリノベーション」をご用意しております。
自然素材が標準仕様のフルリノベーションサービスで、平米数で価格が決まっているため安心して予算を決めることが可能です。

気になる方はぜひこちら▼をご覧ください。

横浜リノベーションの夢工房の家づくり

定額リノベーションとは|追加費用が発生しない?

夢工房の定額リノベーションとは
定額リノベーションという言葉を耳にすると、「価格や費用があらかじめ明確になっていて安心できるのでは?」と感じる方が多いでしょう。

従来のリフォームやリノベでは、解体後の状況次第で金額が変わりやすく、契約時の料金と最終的な請求額に差が出ることがありました。
特に、マンションや中古住宅では、配管や躯体の調査結果によって工事が追加され、予算オーバーになるケースも少なくありません。

そのような現状をクリアにする仕組みが「定額制リノベーション」です。
㎡単価ごとにパッケージ料金が設定されており、打ち合わせの段階で工事範囲・設計内容・内装素材などが明確に整理されます。

定額リノベーションが定額で実現できる大きな理由は、「スケルトン状態」まで一度解体してしまう点にあります。
建物を構造躯体だけの状態に戻すことで、配管や下地の不具合といった後から見つかるリスクを事前に解消できます。
そのため、追加料金が発生しにくく、契約時に提示された金額で安心して工事を進められるのです。

定額リノベーションの特徴

定額リノベーションの大きな特徴は、住まいに必要な基本プランがあらかじめ組み込まれていることです。

例えば、キッチンや水回り設備、照明・スイッチ・コンセントの位置変更、床や天井の内装仕上げなどが含まれる場合が多く、施工会社の実績や条件に応じて提案されます。

    • 金額が分かりやすい

㎡単価や面積別の料金表があるため、面積から概算金額をすぐに出せます。金融機関でのリノベ融資や住宅ローンの総額計画も立てやすく、購入+リノベの総予算がクリアになります。

    • 追加工事のリスクを減らせる

スケルトン解体で配管や躯体の状況を直接確認することで、工事前の調査精度が高まります。配管の劣化、コンクリートの剥離、躯体の腐食などを発見しても、標準パッケージで対応ができるため、追加工事のリスクを減らすことができるのです。

    • 自由なデザイン選択が可能

定額リノベでは標準仕様を決める一方で、素材や色、設備のグレード選択できるセレクトメニューを用意することが一般的です。これにより、打ち合わせはスムーズになりつつも、間取りや内装のデザイン性はある程度自由に選ぶことができます。

【注意】追加費用ゼロとは限らない

ただし注意したいのは、「定額=完全に追加費用なし」ではないということです。
現地調査で想定外の躯体補強が必要になったり、面積に応じた設備増設が必要になった場合は、別途料金が発生する可能性があります。

下記のチェック項目を参考に、どこまでが定額プランに含まれているのかをしっかり確認するようにしましょう。

チェック項目 詳細
何が含まれているか/含まれていないか 躯体補強、構造変更、追加配管、廃材処理費用など
オプションの範囲と料金表 設備グレードアップや追加の間取り変更は定額内か別途か
坪/㎡単価の内訳 解体費、給排水・電気の更新、内装仕上げ、設計・監理費が含まれているか
現地調査の精度 どこまで調査したのか、結果どうだったのか
工事中の報告ルールと契約変更の手順 進捗確認の方法やデータの共有方法など

定額リノベーションがおすすめな人

夢工房の定額リノベーションとは
定額リノベーションは、以下のような方におすすめです。

予算を明確にコントロールしたい人

リノベーションを検討するときに一番気になるのは「費用がどこまで増えるのか」という点です。

定額制プランなら、専有面積ごとに価格帯が決まっており契約後に大きく金額が変わるリスクを減らすことができます。

将来のローン計画や資金繰りも安心して組み立てたい人におすすめです。

打ち合わせや仕様決めをシンプルに進めたい人

フルリノベーションの場合、床材・壁材・照明・スイッチ・コンセントなど、細部にわたって選択肢が膨大にあります。
自分で自由に選べるのは魅力ですが、時間も労力もかかるため、忙しい人にとっては大きな負担となってしまうこともあります。

定額制リノベーションは、あらかじめ厳選された素材や設備から選ぶ「セレクト型プラン」が中心であり仕様決めのプロセスが効率化されています。

これによって、打ち合わせ回数を減らしつつ、満足度の高い住まいを実現できます。
短期間でリノベーションを進めたい人や、効率を重視する人に向いていると言えるでしょう。

自然素材やデザインにこだわりつつ価格を抑えたい人

「定額制=選べる幅が狭い」というイメージを持たれることもありますが、夢工房では無垢フローリングや珪藻土など、自然素材が標準仕様となっています。

住まいの内装にこだわりつつも、コストを抑えたい人にとって、定額制はとても相性が良い選択肢です。

上質さとコストバランスを両立したい人にはぴったりのプランです。


横浜リノベーションの夢工房の定額リノベーション

定額リノベーションのメリット

定額リノベーションのメリット

定額リノベーションのメリットを以下に解説します。

費用が明確で安心

2024年住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査によると、以下のように報告されています。


リフォーム予算を上回った層は約3割。理由は「リフォーム箇所の増加」の割合が4割以上。次いで「設備のグレードアップ」。

― 2024年住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査より


従来のリノベでは解体後に配管や躯体の不具合が見つかり、追加費用がかかるケースも多いのですが、定額制なら「基本工事・標準仕様」がパッケージ化されており、費用超過リスクを大幅に軽減できます。

自然素材を選びやすい

無垢床を導入する場合、従来型では1㎡あたり+5,000〜10,000円程度の追加費用になることが一般的です。
しかし自然素材が標準仕様になった定額リノベーションでは、「見積もりが跳ね上がる」という不安がありません。
結果として、素材選びをデザイン性や暮らし方の希望に集中できるのは大きなメリットといえるでしょう。

打ち合わせが効率的にできる

一般的なフルリノベーションでは、打ち合わせから契約まで平均3〜6か月かかるといわれています。
一方、定額リノベーションは「標準プラン+カスタマイズ」の形式をとるため、最短2〜3か月で契約・着工まで進むことが可能です。
打ち合わせ回数も削減され、忙しい共働き世帯でもスムーズに進めることができます。

中古購入+リノベとの相性が良い

首都圏不動産流通市場の動向(2024年)によると、年々物件価格は上昇し続けており首都圏の中古マンションでは4980万円、中古戸建てでは3848万円が平均価格となっています。

これにさらにリノベーション費用を、となると総額予算を組むのが難しいのですが、工事費が定額で見えることで「住宅ローン+リノベ費用」の資金計画を立てやすくなります。

不動産探しからワンストップで対応できる会社なら、中古物件の選定段階から総予算を見据えた提案が可能です。

定額リノベーションのデメリット

定額リノベーションのデメリット

定額制リノベーションは安心感が大きい一方で、すべての人にとって最適というわけではありません。
実際に検討する際に押さえておくべき注意点を解説します。

デザインや素材の自由度が制限される

定額制は「標準プラン+オプション」という仕組みのため、選べる内装や設備に限りがあることが多いです。
特に、造作家具や海外製のタイル・照明などを強く希望する場合、追加料金が必要になるケースもあります。

「どこまでが標準仕様で、どこからがオプションなのか」を契約前にしっかり確認することが重要です。

間取り変更や特殊工事には対応しにくい

スケルトン解体後に躯体や配管の位置が現状と異なる場合、大幅な間取り変更や特殊な設備工事が必要になることがあります。
このような「予想外の状況」には、定額プランだけでは対応しきれない場合があります。

特に築年数が30年以上の中古マンションでは、配管・躯体の劣化や位置制限が発生しやすいため、現地調査を入念に行うことが欠かせません。

面積や条件による制約

定額制プランは「施工面積◯㎡まで」「マンション限定」「築年数◯年以内」などの条件が設定されていることが一般的です。
例えば、70㎡までのマンションなら定額制が適用される一方、80㎡を超える物件では追加料金が発生することもあります。

フルリノベーション以外は適用できない

定額リノベーションは、原則として「スケルトン解体」を前提にしたフルリノベーションに適用される仕組みです。
そのため、「この部屋は残したい」「この床はそのままにしておきたい」という場合は適用外となってしまいます。

「定額リノベーション=住まい全体を刷新するプラン」である点を理解しておくことが大切です。

夢工房の定額制セレクト型リノベーション「コトリノマンション」

夢工房のコトリノマンションスタジオ

「コトリノマンション」は、夢工房が提供する定額制マンションリノベーションプランです。
既存の間取りをすべて解体し、スケルトン(構造躯体のみの状態) から新たに設計します。
動線の良いシンプルな間取りと、漆喰や無垢フローリングなどの自然素材を組み合わせ、風合い豊かな空間を実現します。


横浜リノベーションの夢工房の定額リノベーション

スケルトンから自由に間取りをプラン

「コトリノマンション」では、まず空間をスケルトンに戻したうえで、基本の間取り(玄関収納・個室×2・LDK・パントリー・ファミリークローゼット・トイレ・浴室・洗面脱衣所) を配置します。
そのうえで、ご家族のライフスタイルに合わせて部屋を追加したり、室内窓や曲線の壁などのオプションを組み合わせたりと、自由度の高いプランニングが可能です。

無垢フローリングを標準採用

玄関・水まわり以外の床には、無垢フローリングを標準で施工します。

クリアオイル塗装で仕上げることで木の質感を引き出し、年月とともに深みを増す経年変化を楽しめます。
無垢材特有の伸縮が気になる方には、挽板フローリングの選択肢もご用意しています。

定額制セレクト型の価格

「コトリノマンション」は、面積に応じた定額料金が明確に設定されています。

・専有面積70㎡:1,034万円(税込1,137万円)~
・専有面積80㎡:1,104万円(税込1,214万円)~

定額制なので予算がわかりやすく、打ち合わせも「厳選仕様のセレクト型」でスムーズに進めることが可能です。
通常のリノベーションに比べて打ち合わせ回数を減らせるため、忙しい共働き世帯でも検討しやすいのが特徴です。

コトリノマンションの価格や、その他の詳しい情報はこちら↓

横浜リノベーションの夢工房の定額リノベーション

定額リノベーションのまとめ

定額リノベーションは、追加費用の不安を抑えつつ、わかりやすい価格で安心して住まいづくりを進められる仕組みです。

従来型リノベーションと比べると「自由度の制限」「条件による制約」といった注意点もありますが、費用の見える化による安心感は大きなメリットといえます。

夢工房の「コトリノマンション」では、定額制でありながら無垢フローリングや漆喰といった自然素材を標準仕様とし、自由度の高い間取り変更にも対応しています。

中古マンション購入の資金計画からリノベーション、施工、アフター対応までを一貫してサポートしているため、予算も計画もクリアにした住まいづくりが可能です。

リノベーションを検討していて「金額が不安」「自由度と安心感の両方を求めたい」と考えている方は、ぜひ一度夢工房までお問い合わせください。


横浜リノベーションの夢工房公式HP

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広報・マーケティング

岩田 遥 IWATA HARUKA

旅行、カフェ、ピラティス

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