ストレスフリーな生活

床暖房のあたたか空間。友人を招きたくなる明るいキッチン・ダイニングが魅力の家

7年ほど前に中古で購入したマンション。
環境も良く、ずっとここに住みたいと考えるようになり、子どもの成長をきっかけに、
自分の好みの空間をつくれるところに魅力を感じて、リノベーションを決意。

奥様が特にこだわったのが、キッチンレイアウト。
「以前はＬ字型で独立していた為、暗くて閉塞感がありました」
キッチンに立つと、リビングにいる家族の声しか聞こえず、
子どもたちの様子がわからなかったので、
奥様はひとりぼっちで料理をしている気分になって寂しい思いをされていました。

明るいキッチンにしたいというご要望に対して、
キッチンは少しだけリビングダイニングに張り出させ、
オープンにした部分をカウンターに。
ご家族と会話を楽しみながら料理ができる上に、
作業をする手元は見えない高さになっています。
また、リビング側のカウンター部分にニッチをつくり、
本棚として使えるようにするなど、細やかな工夫も。

LDKからアクセスできるファミリークロゼットには、
洋服好きの奥様の衣類を中心に、季節物や防災アイテムなどを収納。
各居室も含め、以前の住まいの収納量を減らすことのないよう
緻密に計算された収納プランになっており、すっきり片付いています。

ダイニングの隣にあるワークスペースは
PCなどの作業はもちろん、
ダイニングテーブルにある物の一時置き場所としても活躍。
友人が来た時は、そこにグラスなどを置いて、
ダイニングの延長として使うなど、
フレキシブルな使い方ができる場所に。
上部には収納を設けてワークスペースで使う書類等をしまっています。

明るくすっきりとした空間になり、
ゆったりと気持ちのいいひとときを過ごせるように。
「自分たちのライフスタイルをよく考えた結果、あえて自然素材にはしなかったのですが、
無垢材のようなナチュラルな雰囲気のあるオーク系の色みの建材をチョイスしたので、
イメージしていた通りの空間になってとても満足しています」